LoveTech Media編集部コメント
少子高齢化や患者ニーズの変化、急性疾患から慢性疾患などの疾病構造の変化により、一つの病院ですべてを完結する「病院完結型医療」から、各病院がその特性を発揮し、地域の病院、診療所、薬局、介護施設などと連携して、患者の診療・治療を行う「地域完結型医療」の実現が求められている。
その中で、地域で患者を見守るうえで重要となるのが、医療関係者の間で患者様の情報を共有し、連携することである。
ソニーが提供する電子お薬手帳サービスharmo(ハルモ)は、医療・健康情報連携のプラットフォームとして医師や薬剤師が薬の情報を通じて利用者を見守る仕組みを実現し、地域医療に貢献してきた。例えば、harmoアプリを親がインストールすることで、子供の調剤履歴を父母など保護者同士が共有したり、離れて暮らす高齢者の状況を家族が見守ることができる。
harmoは「電子お薬手帳相互閲覧サービス(e薬Link)」にも対応しており、患者は自分が服用している薬に関する情報を、タイムリーかつ正確に把握することができ、医療機関・薬局等に相談をする等の対応が迅速に取れるようになる。
今回、厚生労働省が行っている「健やか親子21(第2次)」の取り組みの一環である『健康寿命をのばそう!アワード<母子保健分野>』にて、「その先進性と独創性、並びに、今後の広がりへの期待と継続性」に評価のもと、harmoが「厚生労働大臣賞 企業部門 優秀賞」を受賞した。
今後も患者の服薬に関する医療機関サイドの共通言語として、継続的にサービスが発展してもらいたいものだ。
以下、リリース内容となります。
ソニーの電子お薬手帳サービスharmo(ハルモ)は、このたび『第7回 健康寿命をのばそう!アワード <母子保健分野>』にて「厚生労働大臣賞 企業部門 優秀賞」を受賞しました。
■第7回 健康寿命をのばそう!アワード<母子保健分野> 受賞発表について
健やか親子21(第二次)ホームページ:http://sukoyaka21.jp/award_list/kenkou-award2018/award2018
厚生労働省ホームページ:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02324.html
■harmo(ハルモ)のサービスについて
『健康寿命をのばそう!アワード<母子保健分野>』は、厚生労働省が行っている「健やか親子21(第2次)」の取り組みの一環で、すべての子どもが健やかに育つ社会の実現を目指し、企業や自治体などの優れた取り組みを表彰する制度です。
harmoのサービスは、医療・健康情報連携のプラットフォームとして医師や薬剤師が薬の情報を通じて利用者を見守る仕組みを実現し、地域医療に貢献してきました。サービス活用の一例としてharmoアプリを親がインストールすることで、子供の調剤履歴を父母など保護者同士が共有したり、離れて暮らす高齢者の状況を家族が見守ることができます。
今回、現在までのharmoの普及状況を踏まえ、「その先進性と独創性、並びに、今後の広がりへの期待と継続性」に評価を頂き受賞となりました。
今後も、harmoは国連が定めたSDGs※(持続可能な開発目標)の「目標3. すべての人に健康と福祉を」に貢献することを目指し、地域の健康を見守る医療・健康情報プラットフォームとして発展させてまいります。
※ Sustainable Development Goalsの略