LoveTech Media編集部コメント
世の中には「AR砂場」というものがある。
ロシアのUniversal Terminal Systemsが開発した「iSandBOX」というAR砂場システムがこちら。
砂の入ったサンドボックス、3D CGとサウンドを演算するPC、砂の高低差を計測する深度センサー、砂場に映像を投影するプロジェクターで構成されている。
天井部にある深度センサーがサンドボックスにある砂との距離をリアルタイムに計測して、その数値を元に物理演算した様々な映像を砂に直接プロジェクションマッピングする、という仕組みだ。
例えば砂が高く盛られた際は山や噴火する火山が投影され、逆に低く盛られた部分は川や海が投影される。
このiSandBOXが、国内の福祉介護業界としては初めて、福祉介護事業を展開する株式会社結の樹が運営する住宅型有料老人ホーム「結の樹天白」に導入された。
砂に映し出される自然の営みを手を使いながら創作することで「遊びながらリハビリ・進化した介護」として活用していくことを想定しており、砂を使った箱庭療法として、心の自然な回復能力を促進する心理療法としての機能が期待されている。
また、iSandBOXが持つインタラクティブ性を通じて、好きな風景を作って自然現象や生態系を観察したり、チームワーク、協調性、ルールなどの社会性も身につけることができるコンテンツを介護施設に導入することで、近隣の幼稚園や保育園から子ども達を迎えいれての「施設と地域の活性化」にも貢献することも期待される。
動画をみていただくとわかる通り、自分が天地創造をしているかのようなテンションになれるユニークな製品だ。
福祉介護の領域はもちろん、子ども向けコンテンツとして導入するのも良いかもしれない。
以下、リリース内容となります。
リリース概要
福祉介護事業を展開する株式会社結の樹 (愛知・名古屋市、代表取締役社長:丸山 隼人 以下、結の樹)は、当社が運営する住宅型有料老人ホーム「結の樹天白」に、ロシアのUniversal Terminal Systemsが開発した「iSandBOX」を福祉介護業界で初めて導入いたしました。総合教育サービス事業を展開する株式会社やる気スイッチグループの国内初導入(2019年4月運用開始)に続いて、国内で2台目の導入となりました。
やる気スイッチグループの保育施設がAR砂場「iSandBOX」を日本初導入!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000028894.html
デジタルを利用した五感を刺激する次世代の砂場「iSandBOX」
砂を触って、噴火する火山、湖へ流れる川、波が打ち寄せる海岸など、砂遊びを楽しみながらARで天地創造、地球環境を自由に創作し体験できます。そこに映し出される自然の営みを手を使いながら創作することで「遊びながらリハビリ・進化した介護」として活用していきます。また、砂を使った箱庭療法として、心の自然な回復能力を促進する心理療法としても期待しています。
「iSandBOX」が持つインタラクティブ性を通じて、好きな風景を作って自然現象や生態系を観察したり、チームワーク、協調性、ルールなどの社会性も身につけることができるコンテンツを介護施設に導入することで、近隣の幼稚園や保育園から子ども達を迎えいれて「施設と地域の活性化」に貢献していきます。
ボルケーノモード
Interactive Sandbox「iSandBOX」
砂の入ったサンドボックス、3Dコンピュータ グラフィックスとサウンドを演算するPC、砂の高低差を計測する深度センサー、砂場に映像を投影するプロジェクターで構成されています。
ユーザーは砂を使って、噴火している火山、川、海、谷など、AR砂遊びを楽しみながら天地創造を体験できます。
仕組み
1.深度センサーが砂の表面までの距離を測ります。
2.深度センサーが計測した砂の高低差情報をPCに送ります。
3.PCはその情報を元に演算した映像をプロジェクターに送ります。
4.プロジェクターは砂場に青い水や火山から噴火した赤い溶岩、緑の丘など、リアルなイメージを投影します。
製品に関するお問い合わせ
総輸入元:株式会社デジタル・ガーデン
本社:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-36-13 広尾MTRビル3F
メール:iSandBOX@dgi.co.jp
TEL:03-5791-2215
iSandBOX 常設展示:〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-6-6 広尾プラザ7F
担当:iSandBOX 事業部プロダクトマネージャー藤原 大輔
ホームページ:http://www.dgi.co.jp/iSandBOX