LoveTech Media編集部コメント
法人向け排泄予測サービス「DFree Professional」に、通信機器やタブレット端末を合わせたパッケージの提供プランが始まった。
どういうことか。
そもそも「DFree」とは、超音波センサーを用いて膀胱の変化を捉えることで排泄のタイミングを予測するIoTウェアラブルデバイスであり、介護施設や医療機関などの法人向けのサービスが「DFree Professional」となる。
「DFree」を入居者・入院患者などに装着してもらい、排泄リズム(周期や傾向)を見える化して、排泄ケアの個別化や自立支援、リハビリなどをサポートするためのものだ。
携帯端末の専用アプリは、iOS版、Android版があり、。DFreeで取得したデータは、中継器を経てクラウドサーバーで保管される。
これにはWifiや携帯端末がある環境での利用が必要なため、これまでそれらの環境が整っておらず導入を見送っていた施設があったという。
環境整備のための外部サービスを紹介することはあったが、それぞれと契約や設定をする手間、初期費用がかかるなどのハードルが存在していた。
今回、通信機器とタブレットがパッケージ化され、サブスクリプション契約で利用できるようになったことで、初期費用を抑え、1か月から手軽に導入できるようになったわけだ。
ちなみにこのパッケージは、株式会社ソラコム、東京センチュリー株式会社によるIoTサブスクリプション・マーケットプレイス「IoT SELECTION connected with SORACOM」での取り扱いとなる。
価格体系としては以下の通り。
<年間契約>
Aパック 5台セット(50床以上/大規模フロア向け) 月額100,000円(税抜)
Bパック 3台セット(30床前後/中規模フロア向け) 月額61,000円(税抜)
Cパック 1台セット(10床前後/小規模フロア向け) 月額22,000円(税抜)
<1か月単位契約>
Dパック 1台セット 月額45,000円(税抜)
※A~D全パック、初回に【初期設定費用】30,000円(税抜)
これまで通信環境の未整備で導入がかなわなかった施設や法人にとって、今回の新パッケージは、排泄オペレーション改善に向けた大きな一歩になるだろう。
以下、リリース内容となります。