記事の要点
・マウスピースの製造・販売・企画を全て自社で行う株式会社Oh my teethが、日本初のD2C矯正サービスを正式ローンチしたと発表。
・AIによる歯列画像解析や、矯正情報をデータベース化し、チャットボットベース(LINE)でのコミュニケーションを前提とするなど、テクノロジーを活用することで中間コストと通院回数を減らすことに成功。
・欧米人と異なり、顎の小さいアジア圏の人にベストフィットした、日本人向けに独自開発した矯正ソフトウェアを利用。
LoveTechポイント
オンラインで矯正できるシステムに設計されることで、忙しい方でも少ない負担で利用できる点がLoveTechだと感じます。
矯正費用が従来価格の「30%」程度にまで落とせる点も、嬉しいポイントです。
編集部コメント
マウスピースの製造・販売・企画を全て自社で行う株式会社Oh my teethが、日本初のD2C矯正サービスを正式ローンチしたと発表した。
AIによる歯列画像解析や、矯正情報をデータベース化し、チャットボットベースでのコミュニケーションを前提とするなど、テクノロジーを活用することで中間コストと通院回数を減らすことに成功。
矯正費用が従来価格の「30%」程度にまで落とすことができるという。
プロダクト開発背景にあるのは、既存の歯科矯正に蔓延る①通院による金銭的/時間的負担の大きさ ②医師との情報格差 の2点だ。
特に後者について、通院者が「自分がどのような理由でどのような治療を受けているのか」という情報を具体的に知らないまま治療を受けるということが散見され、本当にその治療がベストだったかを判断することができない状況がある。
これに対しOh my teethは、矯正に対する不安を、今までとはまったく違う形で解消しようとしている。提供している。
まず、クリニックへの通院は最低0回という衝撃だ。
無料の歯型とりセッションに参加したあとは、矯正用のマウスピースは郵送でユーザーの元へ届けられるなど、原則全てのやり取りがオンライン上で行われる。
開始前に外科処置等が必要になる場合は一度来店が必要になるが、特別な事情がなければ通院回数0回で歯並びを直すことができるという。
次に、ベテランドクターが独自開発した矯正システムによる精緻なシミュレーションである。
担当するドクターは、平均30年以上の矯正経験を持つベテラン揃い。担当した症例は1000件以上。その半数以上が、他のマウスピース矯正でのトラブルを解決したものだという。
ユーザーの現在の歯型を基に、歯の動かし方、動かす順序、移動距離などゴールまでの歯の動きをSTEP(マウスピースの交換頻度)毎に全てシミュレーションを行ってくれる。
昨今消費者センターに、歯科医やマウスピース製造業者とのトラブル案件が持ち込まれるケースが増えているというが、これは欧米人と異なり、顎の小さいアジア圏の人にベストフィットした矯正システムが無く、そもそも歯が移動しないシミュレーションとなっていることが根本原因だという。
だからこそ、Oh my teethでは、日本人向けに独自開発した矯正ソフトウェアを利用している。
その上で最後、ドクターや歯科衛生士らが、オンライン上で進捗をサポートしてくれ、一人ひとりに合わせたベストな提案を行ってくれる。
進め方は、歯科矯正版のライザップ、といったところだろう。
歯科矯正におけるオンラインパーソナルコーチという、新しいアプローチで「日本人の歯」をアップデートさせるOh my teeth。
歯科矯正を進めたいけど「経済的余裕があまりない」「時間もない」といった方は、ぜひ、まずは同社が進める「歯型とりセッション」に参加されてみてはいかがでしょう。
以下、リリース内容となります。