記事の要点
・子どもがいる人の恋活・婚活に特化したマッチングアプリ「ReRe(リリー)」がリリース。アプリに登録できるのは、子どもがいる人とその理解者のみで、これ以外の「子供がいる人との出会いを希望しない人」の登録は、強制退会の対象になる。
・ReReでは、子どもの年齢や性別、具体的な性格、月々の養育費、前の結婚生活・離婚で学んだことなど、子どもがいる人向けのプロフィール項目を数多く揃えている。
・2021年8月31日までは男女ともに無料で利用でき、それ以降は男性のみメッセージ送信を有料化する予定。
LoveTechポイント
ReReで設置されている項目例としては、子どもの年齢や性別、具体的な性格、月々の養育費、前の結婚生活・離婚で学んだことなど。大手マッチングアプリが設置しようとすると、プロフィール項目が複雑になり、また登録時の作業も煩雑になってしまうからこそ、このような分野・領域特化型マッチングアプリが必要な存在だと言えるでしょう。
子どもがいる人が抱える悩みに寄り添った仕様となっている点が、LoveTechだと感じます。
編集部コメント
様々なマッチングアプリが展開され、出会いの幅が拡張されてきた一方で、ここ数年で増えてきている「マッチングアプリ疲れ」。大量の候補の中からの写真・プロフィールを見極めたり、途中で切れてしまいがちなメッセージのやりとりを続けるなど、バーチャルな関係性であるがゆえの苦労が多くなってきているのも事実である。
シングルマザーやシングルファザーのほか、親権はないが子どもがいる、という人たちにとっても、お相手と出会うまでの道のりには様々な関門がある。
例えば詳細プロフィール上に子どもがいることを明記すると、それだけで検索条件から弾かれることも多い。また、メッセージのやりとりを通じて子どもがいることを伝えると、そこから返信がなくなるといったケースもあるようだ。
このような背景から、子どもがいる人の恋活・婚活に特化したマッチングアプリ「ReRe(リリー)」がリリースされた。
アプリに登録できるのは、以下の通り、子どもがいる人とその理解者のみ。これ以外の「子供がいる人との出会いを希望しない人」の登録は、強制退会の対象になるという。
- シングルマザー
- シングルファザー
- 子供がいるけど、同居はしていない方
- 子供はいないが、子供がいる人との出会いを希望する方
また、ユーザー属性だけではなく、プロフィール項目も子どもがいる人ならでは内容にカスタマイズされている。一般的なマッチングアプリでは、子どもについての情報としては「子どもの有無」項目のみが用意されており、そこで「なし」「同居中」「別居中」「選択しない」などが表示できるようにあっているだけである。
一方でReReでは、会員同士がお互いの事情をより知ってから出会えるように、子どもがいる人向けのプロフィール項目を数多く揃えている。
- 子供の年齢
- 子供の性別
- 子供の性格
- 月々の養育費
- 前の結婚生活、離婚で学んだこと etc
こういったデリケートな情報は「聞きにくい」「言い出しづらい」という場合があるので、事前に伝えることで、気遣いなどの心理的負担・ミスマッチを最小限に抑えることができるようになっている。
さらに、以下のような子どもがいる人向けのコミュニティも豊富に揃えてある。
- 子供と遊ぶのが好き
- 子供が作れなくても大丈夫
- 子連れデートOK
- 子供優先で返信遅れても大丈夫
- 子供が自立するまで結婚/再婚は考えてません
今回リリースされたReReは、2021年8月31日までは無料で利用できるようになっており、それ以降は男性のみメッセージ送信を有料化する予定だという。
サービス名と同一の会社めである運営会社・株式会社ReReの由来は、子どもがいる人に「素晴らしい恋愛を、もう一度。」という思いを込めて、「Return(再び)」「 Renai (恋愛)」の文字から取っているとのこと。
現在マッチングアプリを使っている方で、子どもがいるという理由だけでお相手との出会いがなかなかスムーズにいっていない方は、ReReを試してみてはいかがでしょう。