LoveTech Media編集部コメント
「みんなと”えがお”をつくる」をビジョンに、子育てと医療福祉を主として笑顔あふれる世の中にすることを目指すイースマイリーが本日、一般社団法人 日本筋ジストロフィー協会の顧問に就任したと発表した。
イースマイリーといえば、子どもに安心・安全で質の高い動画を見せられる知育動画「KidsTube(キッズチューブ)」(2019年2月現在で1,600作品)事業を展開しており、また2017年3月からは障がい・難病を抱える当事者と家族のためのオンラインコミュニティ「イースマイリー」の構想を開始し、先月2019年1月より同サービスのベータ版を公開している。
今回の顧問就任を通じて同社は、今春に日本筋ジストロフィー協会が主催するクラウドファンディングプロジェクトの実行を全面的に支援し、団体活動の認知向上を目指すと共に、患者当事者やご家族へ余暇活動等を提供していくための資金調達を行っていく予定だという。
また、今回の顧問就任による支援を皮切りに、今後様々な障がいや難病に関わる患者団体や家族会の支援事業も、順次開始していくという。
患者団体・家族会の多くはボランティアで運営であり、広報やマーケティング・ICTの利活用・資金調達に関するノウハウが不十分なことから、同社のノウハウやプラットフォームが強力な武器になる想定だ。
日本筋ジストロフィー協会をはじめ、2019年は10団体への支援を予定しているとのことなので、支援を希望される患者団体や家族会はぜひ、イースマイリー社にご連絡してほしい。
なお、現在ベータ版サービスで公開されているオンラインコミュニティ「イースマイリー」についても、今夏を目標に、現在の機能を拡張した”正式版”を公開予定だという。
こちらも正式なリリース発表が楽しみだ。
以下、リリース内容となります。
リリース概要
「みんなと”えがお”をつくる」をビジョンに、子育てや医療福祉の領域を主として笑顔あふれる世の中にすることを目指す株式会社イースマイリー(東京都渋谷区、代表取締役:矢澤 修、以下「イースマイリー」)は、2019年2月15日、一般社団法人 日本筋ジストロフィー協会(東京都豊島区、理事長:貝谷 久宣、以下「日本筋ジストロフィー協会」)の顧問に就任いたしました。
(前列左から日本筋ジストロフィー協会 貝谷理事長、イースマイリー 矢澤、後列左から 同協会 矢澤副理事長、大高事務局長)
イースマイリーがもつ、広報・マーケティングやICTの利活用、資金調達のノウハウを提供し、患者団体の業務を支援していくことで、患者当事者やご家族へ間接支援をしていくと共に、イースマイリーが運営する、障がいや難病に特化したオンラインコミュニティ「イースマイリー」を活用した直接支援を両輪で進めてまいります。
具体的には、今春に日本筋ジストロフィー協会が主催する、クラウドファンディングプロジェクトの実行を全面的に支援し、団体活動を社会に広く認知させるとともに、患者当事者やご家族へ余暇活動等を提供していくための資金調達を行っていく予定です。
障がいや難病に関わる患者団体・家族会の支援事業について
イースマイリーは、日本筋ジストロフィー協会への支援を皮切りに、様々な障がいや難病に関わる患者団体や家族会の支援をしていく事業を開始いたします。
患者団体・家族会の多くは、患者当事者やご家族で構成されており、仕事や日常の生活の傍ら、ボランティアで運営している事がほとんどです。また、広報やマーケティング、ICTの利活用、資金調達に関するノウハウも十分に持ち合わせていないことが多いため、継続した運営に課題を抱えています。
そこでイースマイリーでは、組織運営を推進していくための様々なノウハウを提供し伴走していくことで、団体の運営を円滑にしていく支援をしてまいります。なお、顧問料は原則いただきません。
障がいや難病に特化したオンラインコミュニティ「イースマイリー」について
障がいや難病を抱える当事者やそのご家族は、同じ障がい・難病に関わる方と交流を持ち、情報交換や相談できる環境を求めています。しかし、希少な疾患であればあるほど、最適な相談相手を見つけることは困難です。
また、インターネット検索により、疾患情報については多くのメディアが公開しておりますが、患者当事者やご家族はそういった疾患情報よりも、日常の生活に関わる「工夫」や「体験」情報を求めています。しかし、そういった「リアルな生活情報」はブログやSNS等に散らばってしまっており、まとまっていないため情報を取得するのにはとても労力がかかっています。
そこで、イースマイリーでは、障がいや難病に特化して日頃の生活の工夫や体験などの情報を、より簡単に共有・発見できる利用無料の「オンラインコミュニティ」をつくりました。それが「イースマイリー」です。
イースマイリーが目指すのは「リアルな生活情報があつまるウィキペディア」です。様々な生活に関わる質問に対して、みんなが日頃からされている「工夫」や「体験」を書き込むことで、みんなの生活情報をあつめていきます。また、その情報に対して「いいね」をして感謝を伝えたり、「コメント」をして追加で質問をしたりすることもできるのがイースマイリーの特徴です。
今後のスケジュールと展望
患者団体・家族会の支援については、日本筋ジストロフィー協会をはじめ、2019年は10団体への支援を予定しています。ご支援をご希望される場合は、ぜひお問い合わせください。
障がいや難病に特化したオンラインコミュニティ「イースマイリー」については、今夏を目標として、現在の機能を拡張した正式版を公開予定です。正式版ではフォーラム機能やフォロー機能などをはじめ、利用者の課題やニーズに寄り添った機能を追加していきます。
また対象疾患についても、各患者団体や家族会、当事者やご家族と連携を取り、様々な疾患を支援していく所存です。
将来的には、製薬会社をはじめとしたソリューション提供による収益化や、他の支援サービスとの連携などしていくことで支援領域を拡大し、社会へのインパクトを高めて参ります。
これまでの活動・実績
オンラインコミュニティの開発において、ちょうど1年前の2018年2月15日に「クラウドファンディング ※1」をスタートし約430万円の支援を獲得。支援者の中からプロジェクトメンバーを組み、サービスの開発を行っています。
なお、本事業においては、東京都が主催するアクセラレーションプログラム「ASAC ※2」、三菱UFJグループが主催する「LEAP OVER ※3」、リクルートグループが主催する「TECH LAB PAAK ※4」、NTTドコモグループが主催する「Villageソーシャル・アントレプレナー ※5」に採択され、事業の立ち上げや具体的な事業推進に当たっての支援を受けております。
※1 クラウドファンディングについて https://camp-fire.jp/projects/view/62215
※2 ASACについて https://acceleration.tokyo.jp/member.php?keyno=49
※3 LEAP OVERについて http://leapover.murc.jp/murc_accelerator_leapover/
※4 TECH LAB PAAKについて http://techlabpaak.com/members_project/esmiley
※5 Villageソーシャル・アントレプレナーについて https://www.nttdocomo-v.com/div/news/1477/
イースマイリーについて
株式会社イースマイリーは「みんなと”えがお”をつくる」をビジョンに、子育てと医療福祉を主として笑顔あふれる世の中にすることを目指す会社です。
子どもに安心・安全で質の高い動画を見せられる、知育動画「KidsTube(キッズチューブ)」の企画・制作・配信事業(2019年2月現在で1,600作品)に加え、2017年3月より障がい・難病を抱える当事者と家族のためのオンラインコミュニティ「イースマイリー」の構想を開始し、2019年1月よりベータ版サービスを公開。コミュニティ運営や患者団体の支援活動など事業展開しています。
会社概要
【一般社団法人 日本筋ジストロフィー協会】 https://www.jmda.or.jp/
代表者:貝谷 久宣
設 立:1964年3月5日
所在地:東京都豊島区南大塚3-43-11 福祉財団ビル6階
【株式会社イースマイリー】 http://www.esmiley.co.jp/
代表者:矢澤 修
設 立:2016年3月2日
資本金:500万円
所在地:東京都渋谷区幡ヶ谷1-11-9 グローリオ笹塚307
事業内容:オンラインコミュニティ事業、患者団体支援事業、子育て支援事業(知育動画の制作・配信)、デジタルマーケティング事業、コンサルティング事業