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就農者の晩婚化・非婚化問題に対応。農業特化型マッチングアプリ「あぐりマッチ」が正式リリース

2020 10/02
インタビュー 恋愛/結婚
長岡武司

記事の要点

・農業特化型のマッチングアプリ「あぐりマッチ」が、正式版(ver3.0.0)をリリース。

 

・あぐりマッチを利用できるのは、農家さん、もしくは農業に興味を持っている人のみ。プロフィールには、「育てている作物の写真」や「所属JA」、「結婚相手に同居を求めるか否か」、「お相手に農作業を求めるか」といった専用の情報項目が用意されている。

 

・あぐりマッチを開発・運営するのは、東京大学 農学部出身のお2人。

LoveTechポイント

農家さんの出会いは、地域の自治体が主催する農婚イベントや婚活サポートセンター等で支援が進められているものの、なかなか抜本的な対策には至っていないのが現状だと言えます。

農業に興味のある方とだけマッチできる良質なプラットフォームを目指している点が、LoveTechだと感じます。

編集部コメント

農業領域におけるDXの一環として注目されているAgriTech(アグリテック)。自律走行型の自動収穫ロボットや圃場のセンシングソリューション、農薬散布のドローン活用など、労働人口減や新規参入ハードルの高さといった業界課題の解決をサポートするテクノロジーが注目されている。

 

だが、就農者の晩婚化と非婚化問題についてはどうだろう。

 

上述の通り、日本の農業は様々な技術革新によって成長産業への脱皮を試みており、異業種からの参入等も相まって業界全体が盛り上がっているが、一般的には未だに「3K」、すなわち「きつい」「稼げない」「危険」というイメージが根強く残っており、「農家さんと結婚することへのハードルは特別に高い」と捉える人は少なくない。

 

自治体ではこの状況に鑑みて、10年以上前から婚活パーティー等オフラインでの出会いを創出する事業、いわゆる「農婚」を時には主催し、時にはJA等と共催し、また時には協力という形で費用の助成等をする形で支援。地元の農業青年と、地元ないしは他地域の女性との出会い創出を目指してきた。

 

だが地域婚活の特性上、そのような場に何度も参加することへの精神的ハードルがあったり、思うように女性が参加してくれなかったりと、抜本的な課題解決とはなかなか言えないのが実情と言えるだろう。

 

そんな背景から立ち上がったのが、農業特化型のマッチングアプリ「あぐりマッチ」である。

agri-match.com

 

農業特化型だけあって、あぐりマッチを利用できるのは、農家さん、もしくは農業に興味を持っている人のみとなっている。

 

その特徴はプロフィール設定画面にも現れており、一般的なマッチングアプリは写真や年齢の他に、居住地や出身地といった基本情報、学歴や仕事、結婚歴、趣味や興味情報などといった情報項目が設定されているが、あぐりマッチでは「育てている作物の写真」や「所属JA」、「結婚相手に同居を求めるか否か」、「お相手に農作業を求めるか」といった、専用の情報項目が用意されている。

 

検索一覧で表示した際に、右下に育てている作物のアイコンが表示される点なんかは、まさに農業特化型だからこその仕様と言えるだろう。

農業形態アイコン

 

 

また、農家さんの近況を視覚的に楽しめるよう、日記機能も搭載。季節ごとの作物との関わり方をチェックすることができる。

 

さらにユニークなのは、婚活支援をしているアドバイザーへの相談機能。農婚や男女の出会い支援をしている方がアドバイザーとなって、アプリから相談を申し込むことができるというのだ。相談時間等はアドバイザーによって前後はあるが、初回の相談は15〜20分程度で無料となっている。※2回目以降はアドバイザー設定の価格と時間が適用

登録されているアドバイザーのプロフィール例

 

 

こちらのあぐりマッチを開発・運営するのはこちら、東京大学 農学部出身のお2人。

写真左:仮屋園純平氏(あぐりマッチ 副代表)、写真右:横井陽大氏(あぐりマッチ 代表)

 

 

二人は2019年8月に、大学が主催するアメリカの有機農場での体験活動プログラムに参加し、そこで初めて出会った。メンバーで冬物野菜の苗を植えていた際に、農作業の大変さや出会いの少なさを雑談で話し始め、それが次第にサービス展開の話になり、現在のあぐりマッチの構想へと繋がっていったという。

 

「農業婚活をうたっているサービスもありますが、実際に中身を見てみると農業特化型ではなく、一般的なマッチングサービスと変わらないものしか現状はありません。

年配の方も多い領域なので、いかに使いやすく、また農業特化型とはどうあるべきかを考えて設計しています。」

 

こう語るのは、あぐりマッチ代表の横井陽大氏。大学では食品機能や疲労に関する研究を行なっており、IT×農業で日本農業を盛り上げるべく、大学院進学を辞退してITベンチャーでインターンをしつつ、あぐりマッチを運営している人物だ。

 

9月29日時点で女性53人、男性101人のユーザーが登録しており、JAとの連携を含めて、広く認知向上に向けた活動を今後も進めていくという。

 

横井氏:「今後は、就農していることを証明する各種書類を提出してもらうなど、ユーザー属性の質向上に向けて引き続きアップデートしていく予定です。

農業婚活をよりライトな層まで裾野を広げ、農家男性と農に興味を持つ女性が出会えるような場所を作り上げるべく、引き続き頑張ってまいります。」

 

このあぐりマッチ、女性は無料で利用でき、男性は以下の価格体系となっている。

  • 有料会員プラン(1ヶ月): 2200円
  • 有料会員プラン(3ヶ月): 4500円 (1500円 / 月) 
  • 有料会員プラン(6ヶ月): 6600円 (1100円 / 月)

 

昨今のマッチングアプリは、Pairsやタップル誕生といったマンモス級のユーザー母数がある大規模プラットフォーム型と、今回のあぐりマッチのような領域特化型に大きく分化している印象であり、このトレンドは今後ますます進んでいくと感じる。

 

あぐりマッチには、領域特化型だからこそのユーザーニーズに徹底的に向き合った機能の実装を、今後も期待したい。

 

以下、あぐりマッチ公式ページとなります。

 

インタビュー 恋愛/結婚
AgriTech LoveTech あぐりマッチ マッチングアプリ ラブテック 婚活 農業

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この記事を書いた人

長岡武司のアバター 長岡武司

LoveTech Media編集長。映像制作会社・国産ERPパッケージのコンサルタント・婚活コンサルタント/澤口珠子のマネジメント責任者を経て、2018年11月にあいテクテク株式会社創業。愛に寄り添うテクノロジーの切り口で事業を展開。一児の父。

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