18万人のメンタルヘルスデータから組織課題分析と対策が可能な「ラフールサーベイ」がリリース

家族/仕事

LoveTech Media編集部コメント

メンタルヘルスに特化したAIテック事業を展開するラフールが、企業の組織課題の分析と対策がセットで可能な新しい企業診断「ラフールサーベイ」の提供を開始した。

 

これまで同社では、2015年から義務化されているストレスチェック制度に準じ、厚労省推奨の57項目と独自の質問を絡めたオリジナルストレスチェックシステム「priskHR(プリスクエイチアール)」(特許出願中) を提供してきた。

 

しかし、ストレスチェックを導入する企業は増えているものの、高ストレス判定者のケアとされている医師や産業医による面接指導を受けた人はたった0. 5%にとどまっており(労働安全衛生調査平成 29 年 特別集計より)、放置されている状況が問題になっている。

 

その結果、義務化後も精神障害による労災認定は増加の一途を辿り、労働者の自殺者数は約8,000人と言われ、訴訟に繋がることもあるという。

 

つまり、ストレスチェックの結果だけでは、企業の根本的な課題解決となっていないのが現状だ。

 

そんな背景に対して、ラフール社が長年にわたり蓄積してきたメンタルヘルスデータを分析・研究し、個人の仕事や対人関係に関するストレスの現状をはじめ、仕事に対する意欲や性格、スキル等を把握し、組織全体や部署間の抱える問題等の結果を可視化することを目指して開発されたのが、今回発表された「ラフールサーベイ」になる。

 

このサーベイの調査項目は、厚生労働省が推奨する57項目と独自項目約80問のアンケートから成り立っている。「priskHR」によるメンタルヘルス支援の経験と、立正大学心理学部の研究チームとの産学連携による組織分析や専門医師監修のもと作成しており、組織単位のみならず、事業所ごとや部門ごとといった部署単位での分析、さらには男女ごとの分析も可能なものだ。

 

同社は同日に、事業会社および複数の個人投資家を引受先とするシリーズAラウンドを第三者割当増資にて行い、7億円の資金調達が実施されたことも発表している。

 

調達資金の用途としては、「ラフ―ルサーベイ」およびスリープテック事業の機能・人員強化、ラフールの中期ビジョンである「オープンプラットフォーム構築」「海外展開」「BtoC展開」の加速、スポーツ選手や芸能人のパフォーマンス向上や幼児・ペット向けのメンタルヘルスサービスの研究開発、上記事業を通してラフールが保有する、メンタルに関するビックデータのAI解析への投資などをあげている。

 

同社は昨年12月にも、呼吸法や瞑想法など睡眠ケアに特化したマインドフルネスeラーニングを提供開始しており、昨今テクノロジーの応用領域として注目されているマインドフルネスやスリープテックに積極的に事業展開している。

 

従業員の健康と幸福に寄与するLove Techな取り組みとして、今後、同社が構想するlafoolオープンプラットフォーム構築の展開に大いに期待したい。

 

以下、リリース内容となります。

リリース概要

株式会社ラフール(本社:東京都中央区、代表取締役社長:結城 啓太、以下「当社」)は、昨今の企業の組織力強化ニーズに対応し、組織の課題を見える化、企業のココロとカラダの健康状態を把握する「ラフールサーベイ」の提供を開始します。

1.「ラフールサーベイ」概要

ストレスチェック制度が2015年から義務化されてから3年が経ち、多くの企業がメンタルヘルス対策に取り組んでいます。当社でも厚生労働省推奨の57項目と、独自の質問を絡めた当社オリジナルストレスチェックシステム「priskHR(プリスクエイチアール)」(特許出願中) を提供してまいりました。しかし、ストレスチェックの結果では企業の根本的な課題解決となっていないのが現状です。そのため、当社は従業員のストレス量の状態把握のみで止まっていた状況を改善するため、長年にわたり蓄積してきたメンタルヘルスデータを分析・研究。得られたデータを元に組織の生産性やストレス状況を把握し改善する「ラフールサーベイ」の提供を開始します。個人の仕事や対人関係に関するストレスの現状をはじめ、仕事に対する意欲や性格、スキル等を把握するためのサーベイと、組織全体や部署間の抱える問題等の結果を可視化できる独自プログラムです。

ストレスの要因分析や課題の特定を行い、それぞれの悩みに合わせた対策を実施。心の健康や身体の健康が保たれて、生産性向上や離職率低下に繋げていきます。

当社がメンタルヘルスに特化して約3,000社に導入し、長年分析を続けてきたメソッドと大学や医師などの専門家による分析指標を構築。ラフールサーベイによる組織解析で企業の強みや課題を明確化し、今後の改善策として適切な対策を提示することが可能です。ストレスチェック義務化にも対応しています。

2.「ラフールサーベイ」特徴

本サーベイの調査項目は、厚生労働省が推奨する57項目と独自項目約80問のアンケートから成り立っています。2015年から提供してきた当社独自の質問項目と勤怠データを絡めたメンタルリスク予測システム「priskHR」によるメンタルヘルス支援の経験と、立正大学心理学部の研究チームとの産学連携による組織分析や専門医師監修のもと、作成しています。組織単位のみならず、事業所ごとや部門ごとといった部署単位での分析、さらに男女ごとの分析も可能です。

<ラフール指数による可視化>

「総合」、「個人」、「職場」の3つに対して他社比較と時系列比較により、それぞれの位置や変化をラフール指数※1として表し、把握することができます。全国平均や各業界との比較も可能。
メンタルの指数のみならず、フィジカル反応やエンゲージメント、職場環境指数など従来のストレスチェックだけでは把握できなかった多角的な指標を可視化することにより、離職・精神疾患に伴う労務リスクの未然防止や組織のパフォーマンスを測る事が可能です。

※1:ラフール指数とは、組織・個人の“健康度合い”を独自に算出した指数のこと。

<部署ごとのリスク要因を一望化>

部署ごとのデータ分析が可能。他部署との比較や経年変化の追跡が可能となるだけでなく、危険ゾーンとなる箇所が一目でわかる直感的な表現で確認ができます。

<5領域のストレスマップによる現状把握>

職場環境をネガティブに捉える「ストレス軸」とポジティブに捉える「満足度軸」のふたつの分析軸によって分割された4領域と中央領域を合わせた合計5領域で「ストレスマップ」を作成。部署ごとの傾向を視覚的に把握できます。

<対策のご提案>

認知行動心理学/ポジティブ心理学をベースに特徴や課題、適切な対策案を専門コンサルタントが分析レポートを作成し、ご提案していきます。

3.プラットフォーム構想

個人のメンタル/フィジカルデータ、組織管理の従業員データやオフィス管理等のビッグデータをAI解析し、個人と組織の課題特定、最適な対策立案までトータルサポートします。
また、ラフールサーベイにより3年間で120万アカウントの取得を目指し、個人や組織に合わせたパフォーマンス向上を最大化するノウハウを提供していきます。さらに得られたデータ情報から分析を進め、より優れたデータ解析ができるよう事業に取り組んでまいります。

4.背景

2015年12月に継続雇用するアルバイトやパート社員を含む労働者を常時50名以上かかえる事業場は、年1回のストレスチェックが義務化されました。しかし、ストレスチェックを導入する企業は増えているものの、高ストレス判定者のケアとされている医師や産業医による面接指導を受けた人はたった0. 5%*1にとどまっており、放置されている状況が問題になっています。その結果、義務化後も精神障害による労災認定は増加の一途を辿り、労働者の自殺者数は約8,000人*2と言われ、訴訟に繋がることもあり、歯止めがかからない状態が続いています。労災決定理由としては、仕事の質・量と言った長時間労働に繋がる要因に並び、人間関係による心理的負担が増加傾向*3にあります。このような実態がある中で、企業の本質的な課題解決をすべく、ラフールサーベイの開発に至りました。

*1参照元:労働安全衛生調査(実態調査)平成 29 年 特別集計

*2参照元:厚生労働省自殺対策推進室警察庁生活安全局生活安全企画課「平成29年中における自殺の状況」

*3参照元:厚生労働省「過労死等の労災補償状況」平成29年度

会社概要

社名   :株式会社ラフール
所在地  :東京都中央区日本橋茅場町2-9-5 日進ビル7F
設立   :2011年11月30日
代表   :代表取締役社長  結城 啓太
事業内容 :メンタルヘルステック事業・スリープテック事業・コンサルティング事業
      保育園事業・有料職業紹介事業
企業サイト:http://www.lafool.co.jp
サービス : https://survey.lafool.jp

〈本件に関するお問い合わせ先〉
株式会社ラフール 広報担当:青柳(アオヤギ)
リリースページ:http://www.lafool.co.jp/news/347/
TEL:03-5643-3707 Mail:news@lafool.co.jp

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