LoveTech Media編集部コメント
「Time since launch」というパーソナルタイマーがある。
ただのタイマーではない。
時をスタートさせる引き金を引き抜いたその瞬間から、実に2738年間、カウントし続けるというのだ。
途中でリセットさせることは不可能。
本当に特別な時に引き抜くことを想定して設計された、究極のパーソナルタイマーということだ。
これは、MITメディアラボ卒業生でデザイナーのChe-Wei Wang氏が提出した修士論文 “Tools for mindful timekeeping : 4 devices to change our relationship to time”(我々と時間との関係性を変える装置)から誕生した製品だという。
該当する論文は以下をご覧いただきたい。
https://dspace.mit.edu/handle/1721.1/98615
結婚式、1000日記念、独立記念や出産記念など、様々な引き抜きシーンが想定されるが、結局のところ、購入者が「引き抜きたい」と思ったタイミングが、ベストな開始の合図と言えるだろう。
時間にただ流されるだけではなく、自らが作った時間とともに過ごすという、贅沢な体験を提供してくれる。
具体的な仕様としては、Time Since Launchは引き抜いた瞬間をチップのシリコンに焼き付け、カウントが始まり、ディスプレイには、最大999,999日、23時間59分59秒までの経過時間が表示される事になる。
時計は電池駆動なので、定期的に交換する必要がある。交換が必要な時期の約6ヶ月前に、ディスプレイに電池の残量が少なくなっていることが表示されるので、忘れることはないだろう。
当然、バックアップコンデンサにより電池交換時にも当然カウントが止まることはない。
ただし、内臓バッテリー含め100%完全に電池切れになると、電池を入れ替えても動かない設計になっている。
これによりタイマーリセットを防いでおり、開発元に送って修理しないと再稼働出来ないようになっている。
徹底された製品コンセプトと言えるだろう。
こちらの製品、銀座AIRAが日本の総代理店となっており、現在クラウドファンディングサイト「Makuake」で先行販売中である。
大切な人とだけ共有できる時間進行に魅力を感じる方は、この「Time since launch」を人生の相棒にしてみても良いかもしれない。
先行販売サイトURL
以下、リリース内容となります。