記事の要点
・どんなに遠方からでも、人さまにお食事をごちそうできる(通称「ごちる」ことができる)新サービス「ごちめし」がリリース(AppStoreおよびGoogle Play Store)。
・「ごちる」方法は、特定の友人や知人などリアルなつながりが見える先に送る「ご指名ごち」、その店に訪れた方なら誰でも食事を楽しメル「オープンごち」の2つ。好きなお店のごちりたいメニューを選び、ごちり方を選択のうえ、メッセージを送るだけで完了する。
・サービス提供料は「ごちりたい人から」のみもらい、参加店舗およびごちられたい人の金銭的負担はない。利用する手間も最低限なモデルとすることで、店舗や一般ユーザーの皆様のサービス利用の敷居を下げている。
LoveTechポイント
食事を通じたペイフォワードの仕組みを構築しようとされている点が、LoveTechだと感じます。
この仕組みを通じて“ごち”られたら、通常の来店以上の好印象とファン化が見込めると感じます。
編集部コメント
見知らぬ人に“ごちる”。
そんな文化が数年後にスタンダードになるかもしれない。
“ごちる”とは、人さまにお食事をごちそうする行為。
「食」を通じた新しいコミュニケーションや価値観を提案するGigi株式会社による新サービス『ごちめし』をプラットフォームにして、新たに提案される“行為”文化である。
『ごちめし』とは、人から人へ「ありがとう」「がんばってね」「応援しているよ」などの様々な想いを、スマートかつスピーディーに「ごちる」という形に変えて届けることができるスマホアプリ。
友人や同僚、両親への「ごち」はもちろん、飲食店への応援・こども食堂への支援など、様々なシチュエーションで活用することが想定されているサービスだ。
「ごちめし」の起源は、北海道帯広の定食屋「結(ゆい)」で考案された、来店客が“多めに”代金を支払う形で寄付することで、たまった分だけその料理を無料で提供するシステムだという。
そのシステムに感銘を受けたことから、恩送りの世界観をデジタルで世界中に届けようと、スマートフォンアプリ「ごちめし」が開発された。
まさに、ご飯特化型のペイフォワードである。
「ごちる」方法は、特定の友人や知人などリアルなつながりが見える先に送る「ご指名ごち」と、その店に訪れた人なら誰でも食事を楽しめる「オープンごち」の2つとなっており、好きなお店のごちりたいメニューを選び、ごちり方を選択の上、メッセージを送るだけで完了する。
「ご指名ごち」を受けた人は、アプリメニューの「自分宛てごち」から、オーダー画面を店員さんにタップしてもらうだけ。
また「オープンごち」を利用する際は、お店にあるQRコードを読み込み、希望のメニューを選択してオーダー画面を店員さんにタップしてもらうという流れだ。
ごちってくれた人に、アプリを通じて感謝のメッセージも送ることもできる。
以下が説明動画となっているので、ぜひご覧いただきたい。
運営費用(サービス提供料)は「ごちりたい人から」のみ貰う形となっており、参加店舗およびごちられたい人の金銭的負担は一切ない。
利用する手間も最低限でシンプルなモデルとすることで、店舗や一般ユーザーのサービス利用ハードルを下げているわけだ。
「このお店はぜひ多くの人に食べてもらいたい」
「素敵なお店なので、ぜひ応援したい」
そんな思いに応えるサービスとして、まずは身近な方に「ご指名ごち」をしてみてはいかがでしょう。
以下、リリース内容となります。