AIチャットボットママがいる「スナック よしこ」がスタート。居酒屋風BGMと共に人生相談が可能に

家族/仕事

記事の要点

・青山商事が、スナックのママをAI化したお悩み相談チャットボット「スナック よしこ」のサービスを開発・提供開始。開発は、チャットサービス「WhatYa」を提供する株式会社空色が担当。ユーザーが相談した悩みに対して、よしこママが自動回答してくれる。

 

・スナック よしこの開発では、有名なスナック街、宮崎県のニシタチで働くママたちの聞き上手技術を、青山商事が50時間ものインタビューを通して収集。それらを、デジタル上の顧客体験の向上を得意とする空色が解析・ビックデータ化することで、温かみのあるコミュニケーションを実現している。

 

「聞き下手レベル別動画」という、聞き下手の先輩が若手社員の相談にのっている様子を動画で見ることもできる。

LoveTechポイント

チャットボットの中身もさることながら、よしこママのビジュアルインパクトも非常に大きい印象です。

変化を余儀なくされる不安定な時代だからこそ、昭和の香りが漂う「スナック よしこ」のようなUIは、とてもLoveTechな作りだと感じます。

編集部コメント

株式会社空色の開発するチャットサービス「WhatYa」が、青山商事株式会社に、スナックのママをAI化したお悩み相談チャットボット「スナック よしこ」のサービスを開発し、提供を開始した。

 

 

スナック よしこは、ユーザーが相談した悩みに対して、よしこママが自動回答してくれるチャットボット。新型コロナウィルスでストレスや悩みを抱えるビジネスパーソンをサポートする青山商事の新たな取り組みだ。料金は無料となっている。

 

本サービスの開発を担当したのは株式会社空色。2020年11月から「洋服の青山オンラインストア」でチャットサービスの提供にも携わっている会社だ。同社では、顧客一人ひとりのLTV(顧客生涯価値)をあげるためのチャットサービス「WhatYa」を運営しており、顧客の欲求を引き出すためのチャット設計を得意としている。

 

スナック よしこの開発では、有名なスナック街、宮崎県のニシタチで働くママたちの聞き上手技術を、青山商事が50時間ものインタビューを通して収集。それらを、デジタル上の顧客体験の向上を得意とする空色で解析・ビックデータ化を担当している。

 

実際にスナック よしこのサイトに訪れてみた。

 

「入店する」から入ってみると、「いらっしゃい」とママが出迎えてくれる。「よしこに相談」をクリックすると、悩みの入力ができ、悩みはリクエストから選ぶことも可能だ。

 

 

早速、選択肢の中から「コロナで上司とのコミュニケーションがとれない」と相談してみると、以下のように答えてくれた。

 

あまりコロナとか関係なく、メールでも電話でも臆せずコミュニケーションをとろうとすることが大事よ。あなたが寂しく思っているように、きっと上司もあなたとコミュニケーションが取れないないことに悩んでいるはず。だからちょっとした悩みでも、世間話でもいいの。積極的にあなたからコミュニケーションを取っていけば上司もきっと喜ぶはずよ。

 

(スナックよしこの回答より)

 

また、セクハラ/パワハラを受けているという少し重めの相談をしてみたところ、以下のようなアドバイスをくれた。

 

あなた自身が不快に思うことがあるなら一人で抱え込まないで。こういうことはなかなか周りにも相談しづらいと思うの。でも勇気を出して信頼できる上司に相談しなさい。もしくは仲のいい同期から上司に相談するでもいい。誰かに頼って相談するのが一番。抱え込んでいてもあなたが苦しくなる。本当に辛いなら今の職場を辞めたっていい。あなたの人生、あなたが幸せになることを優先するべきよ。

 

(スナックよしこの回答より)

 

チャットの口調や流れるBGMも相まって、実際にママよしこと話をしているような体験をすることができる。スナックのママという日々多くの人の話しを聞き、時にはアドバイスをくれる、今の時代に求められる温かみのあるコミュニケーションを、チャットボットで実現していると言えるだろう。

 

また同サイトでは、「聞き下手レベル別動画」という、聞き下手の先輩が若手社員の相談にのっている様子を動画で見ることもできる。

 

 

この動画では、聞き下手レベル14篇として、不必要に多くあいづちをうってしまう「あいづちマシンガン」、レベル22篇では相談にはこたえず自分の話ばかりする「日本わたし話」、もう少し上のレベルになると、結論を急いでしまう「結論超特急」や「会話遮断機」、「前向きすぎ野郎」など、聞き下手具合を絶妙なネーミングで表現している。

 

相談の内容も、同期の方が評価が高い、リモートワークで発言がきない、など実際に起こりそうなもので、相談を受ける側の立場の人でも役立ちそうなサイトとなっているのが嬉しいポイントだ。

 

スナック よしこは、現段階はまだ第一形態であり、今後多くの人の悩みを聞きながら、第二、第三形態へと成長していくという。

 

リモートワークで以前のように気軽に世間話ができず、気づかぬうちにストレスや悩みがたまっているかもしれない。

 

悩みはなくとも、1日誰ともはなしていない時や、リモート会議のネタなどに、「スナックよしこ」を訪れてみてはいかがだろろうか。

長岡武司

LoveTech Media編集長。映像制作会社・国産ERPパッケージのコンサルタント・婚活コンサルタント/澤口珠子のマネジメント責任者を経て、2018年1...

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