LoveTech Media編集部コメント
婚活・恋愛マッチングアプリは、自治体と組んで婚活および移住を支援することもできる。
昨年の8月に、株式会社ネットマーケティングが運営する婚活・恋愛マッチングサービス「Omiai」と岡山県が連携したことで、マッチングアプリの新たな可能性が広がったと言える。
なにせ、自治体と婚活・恋愛マッチングアプリが組んだという事例自体が初めてだったからだ。
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今回また、そのOmiaiが自治体と連携する。
しかも今回は、縁結びのパワースポットと呼ばれる出雲大社のある、出雲市とである。
今回は、東京都にある島根県民のための宿泊施設「島根イン青山」にて、2019年2月9日夜に「出雲×Omiai 縁結びパーティー」が開催された。
Love Tech Mediaでは本イベントに取材で入らせて頂いたので、近くイベントレポートとして配信予定である。
詳細はレポート記事でお伝えするが、このような取り組みは「人と人の出会い」に留まらず、「人と土地の出会い」も創出している点が、マッチングアプリ×自治体のLove Techなポイントであろう。
お楽しみに!
以下、リリース内容となります。
リリース概要
株式会社ネットマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:宮本 邦久)は、出雲市と共催で、2019年2月9日(土)、「出雲×Omiai 縁結びパーティー」を東京・青山の「島根イン青山」にて開催しました。婚活パーティーの参加者は、27~39歳の男性31人と24~38歳の女性30人の計61人で、株式会社ネットマーケティングが運営する恋愛マッチングサービス「Omiai」のユーザーを中心に応募いただいた方々です。このパーティーは出雲市出身者や出雲市に関心がある若い人たちに地域の魅力を再確認してもらい、将来出雲市で暮らすことを希望するきっかけにして欲しいという考えのもと開催され、参加者の44%は進学や就職で首都圏に出た出雲市や島根県出身者となりました。
当日は、市の担当者から出雲市の現状の暮らしや婚活事情・移住した場合の生活について説明を受けたあと、宍道湖のしじみ汁や赤天ぷらなど地域特産の食材を使った料理や、出雲市のふるさと納税返礼品の「超トマト」試食や地酒の試飲、参加者同士の相性占いなどを楽しみました。また、市から特別に「縁結び絵馬掛け」が準備され、参加者が願いを込めたハート型の絵馬はパーティー終了後に市職員によって出雲市内の縁結び神社へ奉納されます。
今回のパーティーは、出雲市の婚活や移住、シティープロモーションに関する施策で、首都圏で忙しく働く若者を対象にしたものです。定住人口や交流人口を増やすだけではなく、地域や地域の人々と多用に関わる関係人口にも効果がある施策です。当社では、今後ますます恋愛マッチングサービス「Omiai」と地方自治体との取り組みを強化していきます。
パーティー参加者の感想
・普段の生活では出雲出身の女性に会うことはなかったのですが、東京にもこんなにいるんだと実感しました。また、県が運営しているホテルが都内にあることも驚きました。(30代男性)
・鳥取出身なので地元が近い人に出会いたいと思い参加しました。(20代女性)
・まだOmiaiはあまり力を入れて使えていなかったんですが今回のこのパーティーに参加して、出身地が近い人ってやっぱりいいなと思ったので、そういう検索も今後してみようと思いました。(30代男性)
・地元の人たちに会えたこと、交流できたことが本当によかったです。定期的に会って地元の話をしていきたいとおもいました。(30代女性)
イベントの様子
ぷりあでぃす玲奈さんによる相性占い
出雲市や島根県産の食材を使った料理
返礼品の試食・試飲をする参加者
ハートの絵馬に願いを込める参加者
相性占いイベントの結果をみる参加者
参加者同時で歓談する様子
出雲市縁結び定住課課長 池田 徹(いけだ とおる)氏
“ターゲットに向けたインターネットを介した効果的な情報提供が実現”
『以前から、東京を中心とした首都圏で暮らす出身者や、地元に残るその親御さんから「結婚するなら同郷の人と」、「東京で同郷の人と出会いたい」といった声をいただいていました。今回「Omiai」さんと連携することで、出身者をはじめとした出雲市に興味を持っていただいている独身の方に効果的に情報提供できたことが、この取り組みの最大のメリットだと感じています。
今回のパーティーを通じて「出雲にさらに興味を持った」「出雲を好きになった」のような声をいただき、東京に出てきている地元出身の若者たちの盛り上がりを感じると嬉しく思いますし、ぜひいつか帰ってきてほしいと思いました。市が以前に実施したイベントではこの規模の若者を3時間も盛り上げ続けるのは難しかったので、そのノウハウにも感動しました。
インターネットを介しての出会いや情報収集が一般的になっていく中で、行政や各自治体もこうした新しい取り組みに臆さず、現場で体感し、領域を拡げて行くのが重要になると考えております。
今回の「Omiai」さんで実現したように、マッチングアプリの特性を活かして「人と地域をつなぐ」取り組みのさらなる拡大を期待しています。移住や婚活だけでなく、関係人口の創出やシティセールス、観光誘客など様々な分野で有効なPRができる可能性を感じました。』
株式会社ネットマーケティング 執行役員 メディア事業本部 本部長 柿田 明彦(かきだ あきひこ)氏
“出会いが必要な全ての日本人の、恋愛や生活を応援するサービスとしてのOmiaiへ”
『「Omiai」は「人」と「人」を結びつける(マッチングさせる)恋活・婚活サービスとして誕生してもうすぐ7周年を迎えますが、昨今の婚姻率低下や少子高齢化といった社会問題の一助になり得るサービスと考えており、特に今後は地方の移住や還流という形で地方創生にも貢献できると感じています。サービス名「Omiai」は「お見合い」という日本にずっと存在していた文化を参考にしています。今でこそ「お見合い」は主流ではないですが、現代版にアップデートされた仕組みの「Omiai」はあらゆる日本人の恋愛を応援できるサービスであるという思いから、「日本の恋愛を応援する Omiai」をキーメッセージに掲げています。
地方自治体と取り組みをさせていただくことは、その地域に住む人の恋愛を応援できるだけでなく、一般的にインターネット上のサービスに抱かれるネガティブな「オンラインの出会いは怖い」といった意識を払拭することにもつながると感じています。
私事となりますが、私は島根県出身で、このパーティーのお話をいただいたとき、やっと地元にも貢献できると感じました。今回は参加者の半数近くが出雲市や島根県内の出身者で、地元に帰って結婚するという選択肢も提供できたのではないかと思います。出雲市との取り組みはまだ始まったばかりで、目に見える大きな成果がでるようになるまでにはそれなりに時間を要すると考えています。お互いの強みを活かした取り組みを今後も実施できればと考えています。
地域によって課題は様々です。少しでもOmiaiとの取り組みに興味を持っていただけた自治体の方がいらっしゃいましたら、まずは気軽にご相談いただくところから始めさせていただきたいです。』
Omiaiサービス概要
「Omiai」は、男女の出会いを「安心」かつ「安全」にサポートする恋愛マッチングサービス。気になる異性に「いいね!」をクリックし、相手がそれに「ありがとう」を返すことでマッチングが成立、その後のメッセージ交換が可能となるサービスです。少子化、晩婚化などの社会問題が深刻化するなか、2012年2月のサービス開始以降、出会いを求める男女に支持され、累計会員数は370万人を突破(2018年12月時点)。一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト(MSPJ)に参画し、業界の活性化にも取り組んでいます。
【会社概要】
会社名:株式会社ネットマーケティング(英文表記:Net Marketing Co. Ltd.)
代表者:代表取締役社長兼CEO 宮本 邦久
設立:2004年7月
上場市場:東京証券取引所 市場第二部 (証券コード:6175)
所在地:東京都港区南青山1丁目2−6 ラティス青山スクエア3F・4F
事 業:メディア事業、広告事業 http://www.net-marketing.co.jp/