記事の要点
・「最先端科学で病気ゼロを実現する」というビジョンを掲げるメタジェンが、自社初の子会社となる「メタジェンセラピューティクス株式会社」を設立し、腸内環境情報を基盤とした創薬事業開始を発表。
・「未病・予防・ヘルスケア」領域から「疾患」領域へと事業範囲を拡大し、「腸内デザイン」をコンセプトとした創薬を社会実装していく。
・これまでにメタジェンが蓄積してきた腸内デザインに関する知見やノウハウと国内外の腸内細菌研究ネットワークを活用し、「腸内細菌創薬プラットフォーマー」を目指すとしている。
LoveTechポイント
個々人の腸内デザイン解析を通じて、人類一人ひとりのQOL向上に寄与するプラットフォームを目指している点が、LoveTechだと感じます。
無病の世界に向け、新会社の展開にも期待です。
編集部コメント
「最先端科学で病気ゼロを実現する」というビジョンを掲げるメタジェンが、自社初の子会社となる「メタジェンセラピューティクス株式会社」を設立し、腸内環境情報を基盤とした創薬事業開始を発表した。
メタジェンでは設立当初から、個々人の腸内デザイン(腸内環境タイプに合わせた層別化医療・ヘルスケア)を推進すべく、企業や大学等との共同研究を通じて多くの人々の腸内環境を最先端科学技術に基づいて解析・評価し、またそこで得られた腸内環境データから科学的根拠を蓄積し、独自の腸内環境データベースを構築してきた。
今回設立された「メタジェンセラピューティクス」は、これまでにメタジェンが蓄積してきた腸内デザインに関する知見やノウハウと国内外の腸内細菌研究ネットワークを活用し、「腸内細菌創薬プラットフォーマー」を目指していくという。
つまり、「未病・予防・ヘルスケア」領域から「疾患」領域へと事業範囲を拡大し、「腸内デザイン」をコンセプトとした創薬を社会実装していくというわけだ。
新会社ホームページのトップには“Make the World Disease-Free”、つまり「世界を無病にする」と記載されている。
国際的にもユニークで競争力のある腸内細菌創薬スタートアップとして、今後の展開に期待したい。
以下、リリース内容となります。