LoveTech Media編集部コメント
社内外から事業アイデアを募集して事業化を支援するガイアックスから、新たに面白いサービスが発表された。
あこがれのタレントから、あなただけに宛てたサプライズビデオメッセージが届くという、新しいエンターテイメントサービス「オクリー」だ。
「あこがれの人から応援メッセージがほしい」「友達の誕生日にサプライズをしたい」などのファンからのリクエストに、タレント自身が30秒前後のビデオメッセージで応え、オンリーワンの体験を提供してくれるという。
ファンにとっては貴重な体験に、タレントにとってはファンと交流するきっかけになり、また、今後の活動を広げるための新たな収益源を得る機会としても利用できる。
さらにタレントサイドは、「オクリー」による収益をNPO法人や被災地への寄付として簡単に手続きなしで贈ることができ、気軽に社会貢献することができる仕組みになっている。
寄付先や寄付の金額も自由に決定可能だ。
現時点ではリリース直後ということで、まだ登録タレント数は多くはないものの、今後、サービスのコンセプトに共感して登録するタレントも増えていくことだろう。
まずはどんなタレントが登録されているか、チェックしてみてはいかがでしょう。
以下、リリース内容となります。
リリース概要
株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表取締役:上田祐司、証券コード:3775、以下ガイアックス)は、新規事業創出プログラム「Gaiax STARTUP STUDIO※」にて、本日、あこがれのタレントから、あなただけに宛てたサプライズビデオメッセージが届く新しいエンターテイメントサービス「オクリー」を、β版にて提供開始します。 ※詳しくは後述
サプライズビデオメッセージを届ける「オクリー」
「オクリー」は、あこがれのタレントから、あなただけに向けたサプライズビデオメッセージが届く、新しいエンターテイメントを提供するサービスです。
「あこがれの人から応援メッセージがほしい」「友達の誕生日にサプライズをしたい」などのファンからのリクエストに、タレント自身が30秒前後のビデオメッセージで応え、オンリーワンの体験を提供します。
ファンは、「オクリー」を通じてあこがれのタレントへメッセージのリクエストを送り、サプライズビデオメッセージを受け取ることで、誕生日のサプライズや結婚式のお祝いムービーなどの機会に利用できます。
タレントは、ファンの方と交流するきっかけとして、また、今後の活動を広げるための新たな収益源を得る機会としても利用できます。「オクリー」のビデオメッセージの料金設定は自由です。ファンからのメッセージリクエストは事前に事務局にて内容確認・審査を行うため、安心して利用可能です。
また、売上金の一部を社会貢献のために使うことができます。寄付先や寄付の割合はタレント様のご希望に沿って選べ、気軽に社会貢献をおこなうことが可能になります。
立ち上げ背景1:社会課題や復興支援にお金が集まりにくい日本の寄付文化へ一石を投じたい
「オクリー」は、NPO団体での活動や熊本の震災を経験した事業責任者山口の問題意識から生まれました。難民の問題を解決しようと奮闘している友人、途上国の教育課題を解決しようとしている先輩など、社会課題の解決のために奔走するNPO経営者が身近にいたことで、彼ら彼女らの活動が身を結べば、本当に社会が良くなっていくのだろう、という山口の信念が「オクリー」誕生のきっかけとなっています。
そして、実際には必要なお金や人が足りず、苦労しながらNPO活動が続けられている実態も山口は見てきました。そこで、オクリーという「エンターテインメントと社会課題の架け橋となるプラットフォーム」を着想します。誰もが楽しくこのサービスを利用することで、結果的に社会課題の解決にお金が流れる仕組みを作ることを目指します。
立ち上げ背景2: タレントからのサプライズの実現を手軽に
山口は学生時代にミャンマーと日本の病院で働いた経験があり、病気で療養している子どもがサプライズで喜ぶ姿を見てきました。ただし、あこがれの有名人からサプライズが届く人は必ずしも全員ではないこと、運良くつてがあった場合にも有名人に依頼が届くまでには長い時間を要するものでした。このような課題に対し、有名人の登録するプラットフォームを作り、サプライズの実現可能性を高くすることで、「オクリー」は貢献していきます。
なお、アメリカにはCameoという類似サービスが存在し、2018年の最も影響力のある50社に選ばれるなど、同市場の今後の拡大が見込まれています。
立ち上げ背景3:ファンとの交流が増えた分だけ、タレントの収益が見込める状態をつくりたい
タレントは、事務所に所属していても約8割はアルバイトなどを兼業しており、芸能活動だけで食べていくことが難しいという課題があります。特にTikTokerは収益化が難しいとされています。
そこで「オクリー」に登録することで、いつでも案件を受けることができ、自分のファンが増えたら増えたぶんだけの収益を見込むことができるようになります。また、自分の影響力を活かして社会に貢献したいという思いを、「オクリー」によって収益をNPO法人や被災地への寄付として簡単に手続きなしで贈ることが可能になります。寄付先や寄付の金額も自分の意思で決定し、気軽に社会貢献することができます。
オクリーβ版をリリース:ガイアックスの卒業生2名ともコラボレーション
β版のリリースにともない、抽選or先着でメッセージの受け付けを開始します。(各タレント限定5名)
オクリー公式サイト:https://okuly.jp/
現在は、TiktokerやYouTuberなど、流行りのインフルエンサーの方々から、お笑い芸人やスポーツ選手、ミュージシャンまで幅広いジャンルからの出演が決定しています。
今回サービスのリリースにあたり、ガイアックスの卒業生でガイアックス代表上田と親交のある人気YouTuberマックスむらいさんと、VTuberのいわながちゃんとして活躍されている いちから株式会社COO岩永太貴さんから、抽選で5名様にビデオメッセージをお届けします。
<YouTuberマックスむらい>
https://okuly.jp/maxmurai
<Vtuberいわながちゃん>
https://okuly.jp/iwanagachan
(敬称略)
オクリーに登録したいタレント、オクリーを利用したいユーザー、寄付先となる団体を募集
オクリーは、「オクリーに登録するタレント」、「オクリーを利用したいゲスト」、「オクリーの収益の寄付先となるNPO法人、医療機関」を募集します。
・タレント登録フォーム https://form.run/@okulytouroku
・オクリーからビデオメッセージをリクエスト https://okuly.jp/
・オクリーに関する全体のお問い合わせフォーム https://form.run/@okuly-otoiawase
ガイアックス史上最速、入社1週間での起業が決定:山口諒真プロフィール
ガイアックスに2019年4月から新卒入社。事業アイディアプレゼンが認められ、ガイアックス史上最速の、入社1週間での起業が決定。
事業責任者を務める「オクリー」では、【「喜んでほしい」という想いで誰もが社会に貢献できる世界を創る。】というビジョンを掲げ、エンターテインメントと社会貢献の架け橋となるプラットフォームの創造を目指す。
背景には、学生時代に経験した医療系国際協力NPOでの活動、熊本の震災から、「エンターテインメントと社会貢献の架け橋になることで、今までにない価値を社会に作れるのではないか」という考え、社会課題や復興支援にお金が集まりにくい日本の寄付文化へ一石を投じたいという思いがある。(詳細は https://note.mu/ryoma_yamaguchi/n/n5da79ce84d11 )
ガイアックスについて:社内外から事業アイデアを募集し、事業化を支援
オクリーは、ガイアックスのスタートアップスタジオから生まれた事業です。「人と人をつなげる」をミッションとして掲げているガイアックスでは、AirbnbやUberなどに代表されるようなシェアリングエコノミーやCtoC事業の新規立ち上げに注力しています。
この分野で新しい未来を創りたい人を支援し、初期の事業検証から出資後のハンズオン支援までおこなう組織が「Gaiax STARTUP STUDIO※」です。ガイアックスのスタートアップスタジオは、リーンスタートアップをベースとして以下の特徴を持ちます。※スタートアップスタジオとは、同時多発的に複数の企業を立ち上げる組織のことを指します。
・若手に特化
直近半年にスタートしたファウンダーの8割が、現役学生〜新卒1年目
・超シード期からの支援
事業プランがまだ定まっていなくとも、有給インターンをしながら、事業アイデア探し〜初期検証が可能
・ファウンダーは社外と社内のハイブリッド型
社外からのファウンダー採用だけでなく、ガイアックスの社員もファウンダー対象。社内人材の場合、何度もトライする中で、成功確度を上げられる