LoveTech Media編集部コメント
家事代行サービス等を展開する株式会社ベアーズが、新たに、暮らしインフラ「MAUCHI(マウチ)」サービスを正式リリースしたと発表した。
MAUCHIとは、大型マンションに専門スタッフであるMAUCHIスタッフが常駐し、常駐サービスの「人」・MAUCHIアプリの「IT」・提携サービスの「ネットワーク」が融合することで、居住者の生活をサポートするサービス。
お風呂の排水溝掃除、うわばき洗い、洗濯物畳みなど、ちょっとした家事サポートが、10分500円からと短時間・低価格で気軽に利用できるという。
そのほか提携する家電レンタル・買物代行・洗濯代行・マンション専用備品の発注など、様々なライフサポートサービスがアプリを介してシームレスに利用可能でもある。
MAUCHIアプリには独自のニーズ調査の仕組みを持っており、マンションコード、住宅コード、子どもやペットの有無といったファミリータイプ等の属性情報のほか、「近隣の小学校の持ち物で必須の物ができた」などの情報も取り込み、必要なタイミングで必要なユーザーにだけメニューを表示し、マンション限定のセールの情報などもプッシュ通知してくれる。
これは、利用実績やチャットでの会話内容を蓄積し、機械学習でユーザーの好みを把握するので、オススメの商品が変わるのはもちろん、ユーザーごとに異なるニーズに1to1に応えて最適なメニューを提案してくれるという。
また、同社が20年間の家事代行事業で培ってきたノウハウ・スキルを身に付けホスピタリティ溢れるMAUCHIスタッフによる、常駐&対面サービスというのも魅力である。
さらには先述の通り、希望の商品・サービスを選択するだけで、各サービスごとの個人情報や決済情報の入力、パスワード管理は必要なく、要望に応じて、商品の受け取りや開梱、設置までワンストップで対応してくれる。
対応範囲は多岐にわたっており、家事代行・ハウスクリーニング・洗濯代行・飲食サービス・パーティー代行・カーシェア・ファッション・訪問ケア・整体師派遣・英会話・トレーナー派遣・スマートロック・荷物預かり・絵画のレンタル・家具のレンタル・家電のレンタル・アウトドア用品のレンタル・オモチャのレンタルなど、連携サービスは今後も拡大を予定しているとのこと。
現在、物件の価値向上を求めるデベロッパー・管理組合からの導入要望が多数あるようで、2020年中には東京全域、さらには関東の政令指定都市へ展開を予定している。
また、将来的には特定のマンションだけではなく、マンションをハブとしてその近隣エリアの戸建住宅へのサービス展開も予定しており、「あのマンションがあるから、便利な暮らしができる」といった、マンションの地域貢献や地域におけるマンション価値向上にも寄与する考えだという。
ベアーズといえば「家事代行」というイメージが圧倒的に強かったが、今後は「暮らしのインフラ企業」という形に昇華されていくだろう。
マンション価値のリッチ化。
単に暮らしの便益を高めるだけでなく、人同士の交流を促進するコミュニティ形成のプラットフォーム的役割も果たすかもしれない。
様々な可能性をもつMAUCHIには、期待しかない。
以下、リリース内容となります。