ワクワク・ドキドキ感を常に提供し続けていきたい
--先ほど(前編で)クロスミーをリリースされる際に海外の情報を収集されていたとおっしゃっていましたが、現在でも何か気になる企業やサービスはございますか?
平松氏:少しベタですが、AmazonやFacebookはやはり気になっています。ユーザーの趣味嗜好を集め、いかにキュレーションして行くか、というのは非常に参考になります。Amazonに至っては流通までおさえていますからね。
マッチングサービスではどうやって応用できるかな、クロスミーでは将来的に何ができそうかな、ということを妄想するネタとして、リサーチしていますね。
--色々と面白いことができそうですね。クロスミーでは今後、どのような展開を考えていらっしゃいますか?
平松氏:先ほどお伝えしました通り、位置情報でのマッチングという強みを活かして、スポーツ以外でもエンタメ領域でのリアルマッチングをどんどん進めていきたいと考えています。
--クロスミーさん自身がイベントを企画することはないのですか?
平松氏:せっかくなら、他の会社さんがやっていないような仕掛けのイベントをやりたいと思っているので、検討中です!
--楽しみにしています!それでは最後に、Love Tech Mediaをご覧の皆さまに一言お願いします。
平松氏:世の中の素晴らしいサービスはコンセプトも素敵だと思います。例えばスターバックスさんですと、コーヒーが美味しいことはもちろん、サードプレイスとしての素敵な店内空間価値を提供されています。
弊社のクロスミーも、マッチングすることはもちろんとして、今日どんな人とすれ違うんだろう、どこですれ違った人が運命の人なんだろう、というワクワク・ドキドキ感を常に提供し続けていきたいと考えています。
まだご利用でない方は、ぜひ一度体験されてみてください!
編集後記
すでに既婚者となった筆者がマッチングアプリを利用していた3年前には、国内で安心安全に位置情報を利用したサービスは、ほとんど存在しませんでした。
インタビューでアプリ画面を見せていただき、「どんな人と、いつ、どのあたりで、何回すれ違ったのか」がわかるのは、言葉で聞いていた以上にワクワク・ドキドキする仕様でした。もう20回もすれ違っているんだ、と、どうしても相手に対して興味が湧いてしまいます。
今後はリアル会場でのマッチング機能も力を入れていかれるとのことで、引き続きLove Tech Mediaとして注目しております!
本記事のインタビュイー
平松繁和(ひらまつ しげかず)
株式会社プレイモーション 代表取締役社長
2013年2月株式会社サイバーエージェント中途入社。社長室配属経て、2013年12月 株式会社プレイモーションを設立し、代表取締役社長に就任。ゲームサービスを立ち上げたのち、現在はすれ違いを恋のきっかけにするアプリ「CROSS ME」を運営。