子どもの成長を可視化できる機能を開発中です
(かぞくごはんトートバッグと髙橋氏)
--それにしても、貴社サービスのキャラクターが可愛いですよね。
髙橋氏:ありがとうございます!弊社デザイナーと一緒に、しっかりと世界観を作りながらキャラクターを設定しました。
全部、料理にちなんだキャラ名なんですよ。
--と言いますと?
髙橋氏:左から「ヤキリン」「ターベルタイガー」「ニルリチョウ」「イタメー」「モグモグラ」「カムース」です!
--なるほど!焼く、食べる、煮る、炒める、もぐもぐ、噛む、ということですね!色とりどりで素敵です。
髙橋氏:LINEスタンプも作りましたので、よろしければぜひご利用ください!
--今後、取り組まれていきたいことなど、教えてください。
髙橋氏:今は手動でエプロン先生とユーザー様のマッチングをしているのですが、これをWEB上で自動化できるようなシステムを構築していく予定です。
また、WEBで子どもの成長を可視化できるような「MyPage(以下、マイページ)」機能も、現在開発中です。
--マイページには、どのような内容が確認できる想定でしょうか?
髙橋氏:写真や文章を使っての成長記録やアルバムの他に、エプロン先生や私たちからの通信簿をつけて、成長過程を確認いただけるようにします。
特に通信簿については、先ほど申し上げた弊社の「教育4原則」に則った項目を現在作ろうとしています。数値化が難しい分野なのですが、こういった非認知能力(※)を可視化していきたいと考えています。
※非認知能力:IQや学力テストなどの認知能力ではないもの全般をいいます。具体的には、誠実さや忍耐心、リーダーシップ、コミュニケーション能力など。経済学や心理学で使われる言葉です。
--ありがとうございます。最後にLove Tech Media読者の皆様に一言お願いします!
髙橋氏:先ほどもお伝えした通り、弊社は「すべての人が自分で考えて行動できる社会」を実現していきたいと考えています。
食育基本法でも食育はすべての教育の基礎とされており、弊社は料理体験サービスを通じて、お子さまの自発的な料理体験をサポートし、大切な時期の心と身体の健全な成長を促して参ります。
季節に応じて色々なキャンペーンを実施していますので、お気軽にお問い合わせください!
編集後記
エプロン先生のご家庭訪問の同行からスタートした本取材でしたが、実際に料理を体験し、新たな発見をされるお子さまに寄り添う姿を拝見し、すべての親子にとって素敵なサービスと感じました。
料理はどうしても「ママが作るもの」という認識が強い家庭が大半かと思いますが、そこに「なぜ」と「どうやって」を問いかけ自分で体験させることで、常識と思っていたことが実はすごいことなんだという発見につながる、素晴らしい気付きの場の提供と感じました。
今後の「お子さまの成長の可視化」こそ、まさにLove Techな内容と感じますので、また完成次第、お話を伺いたいと思います。
かぞくごはんのサービスピッチをする髙橋氏
本記事のインタビュイー
髙橋未来(たかはし みく)
新卒でIT企業にコミュニケーションスタッフとして入社。その後、対象年齢0歳からの幼児教室にて勤務し、幼児教育のノウハウを学ぶ。保護者の方から食や教育の相談を多く受ける機会があり、「食と教育の悩みは、お互いを通じて解決することができる」という気づきを得る。
食を通じた教育を実現することで、多くの保護者の方の役に立つことができるのではないかと考え、2018年2月にかぞくごはんを創業。