認知症患者に対する音楽療法を家庭で実現!「認知症外来の音楽療法」アプリ提供開始

家族生活

LoveTech Media編集部コメント

2025年には700万人を超えると推測されている国内認知症罹患者。

 

増え続ける患者に対し、自宅でも実施可能な形で音楽療法を実現するアプリサービス「認知症外来の音楽療法」がリリースされた。

 

「認知症外来の音楽療法」は、京都医療センター脳神経内科外来で認知症に対する非薬物療法として実施している音楽療法「フラッシュソングセラピー」の方法に基づいて、医師・臨床音楽士監修のもと家庭でも実施できるように作られている。

 

アプリの画面を見ながら、懐かしい曲を歌ってもらうというのだ。

音楽は情動に働きかけ、リズムを聴くことで運動に必要な脳の部分が活性化される。かつて聴いたり歌ったりした音楽を聞くことで、その頃その音楽に接していた時 に抱いた感情、過去の鮮明な記憶を呼び覚ます。

 

アプリでは、医師・臨床音楽士監修のもとで嗜好にあった懐かしい曲をメドレー形式で次々に歌唱し、すばやい曲のチェンジ、リズムで脳と身体を刺激し充足、達成感を得られるように作られているとのこと。

 

「歌う」ことは多くの脳機能を同時に使う。 アプリを利用してたくさんの曲に挑戦して見てはいかがだろう。

 

以下、リリース内容となります。

株式会社フェイス(京都府京都市、代表取締役社長:平澤創、証券コード:4295 東証一部、以下:フェイス)は、認知症患者に対する音楽療法を家庭等で実現するiOSアプリ「認知症外来の音楽療法(TM)」を2018年9月27日より提供開始いたします。

厚生労働省の発表によると、2025年には国内認知症罹患者数は700万人を超えると推測されており、認知症に関する取り組みが課題となっています。認知症の予防方法は、まだ十分に確立されていませんが、音楽療法がBPSD(認知症の行動・心理症状)やQOL(生活の質)に対して効果があることが、近年、世界各国で報告されています。

独立行政法人国立病院機構京都医療センター(京都府京都市、院長:小西郁生、以下:京都医療センター)では、2009年より認知症に対する非薬物療法として脳神経内科外来で音楽療法を行っています。音楽療法はフラッシュソングセラピー(飯塚三枝子臨床音楽士考案)という方法で行われ、これは患者の嗜好に合った曲や記憶の中にある懐かしい曲をランダムに、フラッシュカードをめくるように提供し、患者自身がメドレー形式で次々に歌唱することで、すばやい曲の変更やリズムで脳と身体を刺激し、充足を得る方法です。一曲を最後まで歌い上げることよりも、多数の曲を次々に歌うこと、次の曲は曲名を告げるのではなく前奏または冒頭メロディーで誘導するということが重視され、新しい曲に対するワクワク感、知っている曲とわかった時のうれしさや安心感、曲をサビの部分まで歌えた時の満足感を、曲の数だけ多く感じていただくものです。

このような認知症に対する音楽療法を実施している医療機関は多くなく、通院が困難な方もいらっしゃいます。「認知症外来の音楽療法」は、患者やそのご家族より、家庭でもできる音楽療法があればとのご要望にお応えする有効なサポートツールを提供したいという想いから誕生いたしました。
本アプリは、京都医療センター脳神経内科外来で認知症に対する非薬物療法として実施している音楽療法のノウハウを取り入れ、医師、臨床音楽士監修のもと作られています。

主な機能

プロフィール情報をご登録いただくと臨床データに基づきおすすめの音楽プログラムが自動で設定されます。
歌詞が見づらい場合に歌詞を読み上げる「先読み機能」、歌唱を誘導する「ガイドボーカル機能」など歌いやすいよう工夫しています。
カルテは利用状況に応じて監修医師からのひとことが表示されますので、楽しみながら利用できます。

音楽のレコメンドプログラムに表情認識技術を採用

カメラ機能を設定いただくと、音楽聴取中・歌唱前後の表情がカメラで自動撮影され、その表情の反応結果が次回以降の選曲プログラムに反映されます。※特許出願中
ご本人やご家族が評価機能の操作をしなくても自動で楽曲の評価が行えます。
※本機能は、本アプリの利用規約及びプライバシーポリシーに同意いただいた方のみご利用いただけます。
※マイクロソフトのMicrosoft Azure「Face API」を利用。

「認知症外来の音楽療法」は、QOLの向上に役立つだけでなく、懐かしい曲を聴いたり歌ったりしながら、その曲にまつわる思い出話に花を咲かせるコミュニケーションツールとしても有用であると考えています。
今後、フェイス・グループは、所有する数々の音楽関連資産や音楽業界におけるさまざまな実績を活かし、音楽を通して医療・ヘルスケア分野における新たな情緒的・経験価値の提供を目指してまいります。

「認知症外来の音楽療法」について

・アプリ名:認知症外来の音楽療法
・配信開始日:2018年9月27日
・配信形式:iPhone、iPad向けアプリ
・対応端末:iPhone、iPad (iOS 10.0以降)
・カテゴリ:メディカル
・利用料:アプリダウンロード無料
     ※カルテ機能や全ての楽曲をお楽しみいただくには有料登録が必要です。
     (月額980円:有料会員登録後、1ヶ月間は無料)
・配信地域:日本
・対応言語:日本語
・URL:【iOS】https://itunes.apple.com/jp/app/id1365270094
・公式サイト:https://www.smileplaylist.com

■独立行政法人国立病院機構京都医療センター
京都医療センターは、39診療科を標榜している高度総合医療施設として、既に約半世紀にわたって京都伏見の地で医療活動を行っています。国から内分泌・代謝疾患の高度専門医療施設(準ナショナルセンター)、成育医療の基幹医療施設、がん・循環器・感覚器・腎疾患の専門医療施設に指定されており、エイズ診療、国際医療協力の機能も付与されています。また京都府から三次救急医療施設の指定を受けている3施設のうちの1つであり、更に平成19年1月には地域がん診療連携拠点病院に指定されました。高度先進医療を実施していくとともに、その基礎となる臨床研究の実施、質の高い医療を提供できる医療従事者の育成、与えられた政策医療分野に関する情報の発信など当院に与えられた使命を引き続き果たしていきます。

■フェイス(東証一部:証券コード 4295)
http://www.faith.co.jp/
フェイスは、世界で初めて携帯電話の「着信メロディ」を考案・実用化し*、日本発の新しい文化として世界約100ヵ国で定着させるなど、創業期よりコンテンツ流通のしくみ創りに取り組んでおります。「あるものを追うな。ないものを創れ。」の企業理念の下、日本コロムビアをはじめ流通プラットフォームに必要な機能を有するグループ各社を傘下とし、コア・コンピタンスである「音」を柱に、エンタテインメント、教育、ライフなどの分野でグローバルに事業を展開しております。今後もフェイス・グループは、音楽、映像の流通システムの構築、配信・販売にわたるソリューションを提供し、社会にとって価値ある市場・文化を創造してまいります。(*当社調べ)

※本リリースに記載している会社名、製品名は、各社および各団体の商標または登録商標です。

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