LoveTech Media編集部コメント
これまで、最先端技術を駆使した音楽制作および音響デザインの総合プロデュースを手掛けてきた井出 音 研究所が、新たに「健康機器」向けの音制作サービスを開始するという。
どういうことか。
例えば、体重や血圧を理想値に近づけようとしている方々にとって、数値の変化とモチベーションの関係はデリケートであり、習慣化が容易ではないため、健康機器には精神的なサポートのニーズも高まっているという。
つまり、計測・表示をする為だけの機器を超え、習慣化を促すような、UX上の工夫が必要だと言える。
それに対し、音のアプローチで課題解決するのが、井出 音 研究所だ。
お知らせ音の音響分析(スペクトログラム)
ヘルスメーターや血圧計などの計測値表示時のお知らせ音をより豊かにやさしく表現し、健康機器の無機質さを一新してくれる。
例えば、健康体重に近づくと華やかな音が流れたり、血圧計測時に安静状態を保つための音楽を流したりすることができ、メーカーや商品の特徴に応じたユーザーとのコミュニケーション表現を手伝ってくれるというわけだ。
もともと同団体は、日本で初めて発車メロディを開発した音の専門家集団。
平成元年にJR新宿駅・渋谷駅で発車メロディ導入開始後、駅の新しいイメージが形成され、駆け込み乗車が減少し社会現象となった。
今回のソリューションでは、この1日の乗降者約350万人が耳にする発車メロディにも用いられた、短い音で情報を伝えたり空気を変えたりする技術を応用している。
時間や情報を伝える鐘などの歴史上の音を徹底的に音響分析し、技術背景として活用したものだ。
また、ユニバーサルデザインとして、加齢による聴覚感度の低下を加味した音響処理技術もあるという。
まさに、音に関する魔法使いと言えるだろう。
井出 音 研究所は先日、音響プロデュースの全国展開も開始しており、音に関するトータルプロデュースソリューションも提供している。
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企業のコーポレートアイデンティティ等を策定する際に、ブランドイメージとして創るサウンドロゴといった案件も対応しているようだ。
結論としては、音について何か相談したい方は、井出 音 研究所に連絡してみてはいかがでしょう。
長年培ってきたノウハウとテクノロジーを組み合わせたアウトプットを期待できるはずだ。
以下、リリース内容となります。
リリース概要
最先端技術を駆使した音楽制作、音響デザインの総合プロデュースを手掛ける井出 音 研究所(東京都渋谷区、所長井出祐昭)は、健康機器の無機質な音を一新する、お知らせ音制作サービスを開始いたします。ヘルスメータや血圧計などの計測値表示時の無機質な音をやさしく人間味のある音に変え、UXを向上させることで習慣化をサポートします。
習慣化を促す新しいUXの糸口
体重や血圧を理想値に近づけようとしている方々にとって、数値の変化とモチベーションの関係はデリケートです。習慣化は容易なことではないため、健康機器には精神的なサポートのニーズも高まっています。計測・表示する為だけの機器を超え、UXを向上させることで習慣化を促す工夫が必要です。
無機質な計測値表示を超える豊かな表現でより人間らしく
本サービスは、健康機器のUXを向上させ習慣化をサポートする「お知らせ音」の制作サービスです。ヘルスメーターや血圧計などの計測値表示時のお知らせ音をより豊かにやさしく表現し、健康機器の無機質さを一新します。例えば、健康体重に近づくと華やかな音が流れたり、血圧計測時に安静状態を保つための音楽を流したりすることができます。メーカーや商品の特徴に応じたユーザーとのコミュニケーション表現をお手伝いします。
<健康機器 音表現事例>
・理想体重に近づくと褒めてくれる音
・血圧計や体温計の計測待ち時間に安静を保つ音楽
・万歩計を登録した時に成果を表現する音
・就寝前の眠りに導く音楽
・その他機器の精神的待ち時間コントロール音楽
<応用例>
・医療機器のお知らせ音、ナースコール等
・待ち時間の不安感を軽減する病院ロビー用音楽
・受付呼び出し音
お知らせ音の音響分析(スペクトログラム)
駆け込み乗車を減らした「短い音で情報を伝える」ノウハウ
デザインを手掛けるのは、日本で初めて発車メロディを開発した音の専門家集団です。平成元年にJR新宿駅・渋谷駅で発車メロディ導入開始後、駅の新しいイメージが形成され、駆け込み乗車が減少し社会現象となりました。
本サービスでは、上記をはじめとする多数の実績とノウハウを用い、新しくも馴染みやすい、識別性の高い音を創り上げます。
その技術として、1日の乗降者約350万人が耳にする発車メロディにも用いられた、短い音で情報を伝えたり空気を変えたりする技術が応用されます。時間や情報を伝える鐘などの歴史上の音を徹底的に音響分析し、技術背景として活用しました。また、ユニバーサルデザインとして、加齢による聴覚感度の低下を加味した音響処理技術もあります。
また、あらゆるものを音に変換する独自のアルゴリズムによって、ブランドのロゴや製品名を由来としたサイン音を創り上げることも可能です。この音は、ブランドイメージを創るサウンドロゴにも活用できます。
<過去の導入実績>
元祖携帯電話着信音の開発/大手電子機器メーカーのスマホ音のトータルデザイン
大手家電メーカーの家電音のデザイン
大手通信会社/中高教育機関多数/表参道ヒルズ
オーチャードホール/シアターコクーン/ル・シネマ1/ル・シネマ2
東京体育館/新宿文化センター/NHKホール/メディアホール
モーツァルトホール/フィリアホール/静岡県グランシップ
シネマ2/シネマシティ/他
「個と調和」:14種類の発車ベルが単独で識別されつつも全体で調和される
サイン音を制作する理論背景となる鐘の音の音響分析(スペクトログラム)
お問い合わせはこちら
担当:ウラガミ
http://elphonic.com/release/archives/117
井出 音 研究所
音の未来を創りあげる、最先端集団。
「音」のきもちを表し、「音」に未来を吹き込み、次の音楽分野を切り拓く。
http://elphonic.com
井出 祐昭 HIROAKI IDE
サウンド・スペース・コンポーザー Sound Space Composer
有限会社エル・プロデュース代表取締役
井出 音 研究所 所長
ヤマハ株式会社チーフプロデューサーを経て、2001年有限会社エル・プロデュースを設立。最先端技術を駆使し、音楽制作、音響デザイン、音場創成を総合的にプロデュースすることにより様々なエネルギー空間を創り出す「サウンド・スペース・コンポーズ」の新分野を確立。イマジネーションを最大限に喚起する次世代の立体音響システム“ELPHONIC”を開発し、医療・健康分野との関連も深めている。
主な作品として、30周年を迎えるJR新宿・渋谷駅発車ベル、愛知万博、上海万博、浜名湖花博、表参道ヒルズ、グランフロント大阪、東京銀座資生堂ビル、TOYOTA i-REALコンテンツ、TOYOTA Concept-愛i、SHARP AQUOS、立川シネマシティ、世界デザイン博など。
またアメリカ最大のがんセンターMD Anderson Cancer Centerで音楽療法の臨床研究を行う他、科学と音楽の融合に取り組んでいる。最近では、日本ロレアルと共同で髪や肌の健康状態を音で伝える技術を開発。米フロリダ州にて行われた化粧品業界のオリンピックである第29回IFSCC世界大会、PR分野の世界大会であるESOMAR 2017にてグランプリを受賞。
過去の講演として、ユネスコ世界創造都市フォーラム、第46回 日本集中治療医学会学術集会 特別講演、東京北ロータリークラブ卓話、佐賀県医療センター好生館医学会総会、株式会社日立建設設計トーク会2015 招待講演、渥美和彦記念未来健康医療財団設立1周年記念シンポジウム、日本音楽医療研究会第8回学術集会特別講演、日本医工学治療学会第29回学術大会招請特別講演、第15回国際個別化医療学会学術集会特別講演、BMW Studio ONE トークショウ、シブヤ大学、他多数。
著書に『見えないデザイン』(ヤマハミュージックメディア)、『分子の音』(毎日新聞社)。
特集番組として『幸福音』(WOWOW)、『世の中おもしろ研究所』(NHK)、『クリエイターズ・file』(NHK)、『発想の来た道』(ANA)、『未来シアター』(日本テレビ)、『DESIGN TALKS』(NHK WORLD)、他多数。