LoveTech Media編集部コメント
メンタルヘルスに特化したAIテック事業を展開するラフールが、今年1月にリリースした、企業の組織課題の分析と対策がセットで可能な新しい企業診断「ラフールサーベイ」の導入企業数が150社を突破したと発表した。
またこれに併せて、アプリ版「lafool(ラフール)」の提供も開始した。
リリース半年で150社以上の導入企業数とはすごいものだ。
好調の要因は様々だが、これまで同社が培ってきた豊富なメンタルヘルスデータに基づいた網羅性の高い診断や、調査・分析・対策がワンストップで提供されている簡便さ、それに付随した直感的なUIデザイン設計が合わさっての評価と言えるだろう。
特に約3,000社の従業員18万人以上のメンタルヘルスデータをベースに、大学・産業医・臨床心理士の知見を取り入れたオリジナル調査項目を一般的なストレスチェック(57項目)に加えることにより、多角的な分析が可能となっている(計141項目)。
心身の健康状態だけでなくフィジカル面のほか、組織エンゲージメント・衛生環境・ハラスメントリスク・離職リスクなども含めた包括的な診断をしてくれる。
今回リリースされたアプリ版は、ラフールサーベイ導入企業向けのものとなっており、ラフールサーベイ全141問から状態変容として効果の現れやすい19問をショートサーベイとして抽出、状態指標をチャットスタンプ風に表現することで、従業員が気軽にスマートフォンで回答することができるような仕組みとなっている。
また診断しておしまいではなく、高ストレス者向け対策として、電話相談・カウンセリング・医師面談費用の保証などを揃えた「ラフール保証パック」でのフォローも提供している。
ラフールサーベイサービスページより(2019.7.17時点)
ラフールサーベイがリリースされた今年1月のタイミングでは、過去18万人のメンタルヘルスデータから組織課題分析するという謳い文句であったが、導入社数が150社を超え、その基礎となるデータ数も大きく増えていることだろう。
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今後2020年3月末までに、導入企業数500社突破を目指しているという。
従業員の心身の健康をサポートする企業が、特別ではなく「あたりまえ」の存在となる世界に向け、同社の事業加速を引き続き見守って参りたい。
以下、リリース内容となります。