点灯がわかるIoT電球『HelloLight』、高齢者みまもりサービスとしてホームネットらがテスト導入

家族/仕事

記事の要点

・ホームネット株式会社と、ビレッジハウス・マネジメント株式会社が、ハローライト株式会社が開発する、LEDとSIMを一体化して点灯がわかるIoT電球『HelloLight(ハローライト)』のテスト導入を2019年11月30日より順次開始。

 

・ハローライトとは、電球のON/FFを検知できるIoT製品。通常の電球をハローライトに交換することで24時間の点灯と消灯をチェックし、その動きがない場合に限り翌日にメールにて通知を行ってくれる。通常の電球と同じ規格なので特別な工事が不要であり、Wi-Fiルーターも不要で、照明の点灯・消灯だけで見守りをするためプライバシーも守られるという、単身高齢者の自然な見守りに役立つ製品である。

 

・まずは、ビレッジハウス大谷10 戸からテスト導入スタート予定。

LoveTechポイント

特別な工事やWi-Fi設置が不要で、電球をハローライトに交換するだけで「みまもり」ができるという点が、トータルのデザイン設計含めてLoveTechだと感じます。

全ての部屋に設置せずとも、お手洗い等必毎日使うであろう空間1つに設置するだけで最低限のチェックができるので、運用面でも経済面でも、負担が少なくて良いと感じます。

編集部コメント

「HelloLight(以下、ハローライト)」という、LEDとSIMが一体化しているIoT電球がある。

 

要は電球のON/FFを検知できるIoT製品であり、通常の電球をハローライトに交換することで24時間の点灯と消灯をチェックし、その動きがない場合に限り翌日にメールにて通知を行ってくれるものだ。

 

通常の電球と同じ規格なので特別な工事が不要であり、Wi-Fiルーターも不要。照明の点灯・消灯だけで見守りをするためプライバシーも守られるという、ハローライト株式会社が提供する、単身高齢者の自然な見守りに役立つ製品だ。

 

以下の動画も併せてご覧いただきたい。

 

このハローライトを使った、ビレッジハウス・マネジメント株式会社とホームネット株式会社によるテスト導入が、2019年11月30日から順次スタートするという。

 

ビレッジハウス・マネジメントとは、旧雇用促進住宅を一括取得し「ビレッジハウス」へリブランディング、リノベーションのうえ、全国47都道府県で1,063物件、105,067戸の賃貸住宅「ビレッジハウス」を運営、管理する国内最大級の賃貸住宅サービス会社。

 

「セーフティネット住宅情報提供システム」への物件登録も全国トップクラスであり、低所得者層を含む全ての人へ安心安全な賃貸住宅を積極的に提供している企業である。

 

またホームネットとは、全国24都道府県で「居住支援法人」の指定を受けており、2016年より住宅確保要配慮者の入居支援サービスとして、週2回の安否確認に入居者死亡時の費用補償を付帯した「見まもっTELプラス」を提供するライフサポート企業

 

高齢者のストレスを軽減させる自然な見守りが実現できるハローライトを普及させることで、入居者や家主等が共に安心できる環境構築に尽力していくためのテスト導入だという。

 

まずは、ビレッジハウス大谷10 戸からテスト導入スタートということだ。

 

一般的に見守りサービスといえば、機器設置や工事など、何かと面倒な手続きが必要なイメージだが、電球1つの交換で始められるという点が、非常に画期的だと言えるだろう。

 

今回のテスト導入施設に限らずとも、興味のある方はAmazonで購入可能である。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07YCCF856

 

一つあたり16,720円(2019.11.19現在)となっており、これには3年間の利用料が含まれ、4年目以降は月額費用150円/月(税別)になるという(製品保証は、製品の到着日から1年間)。

 

電球という機能のみを考えると高い費用感だが、「みまもりシステム」を兼ねた電球と考えると、安いのではないだろうか。

 

気になる方は要チェックである。

 

以下、リリース内容となります。

LoveTechMedia編集部

「”愛”に寄りテクノロジー」という切り口で、社会課題を中心に、人々をエンパワメントするようなサービスやプロダクトを発信しています。

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧