無料のWeb訃報サービス『TAYORI』がリリース。多様なケースの定型文テンプレートを搭載

家族/仕事

記事の要点

・株式会社LOOKASが、いつでもどこでも誰でも簡単に訃報を作成でき、迅速にかつ多くの方に一斉に送信できるweb訃報サービス『TAYORI』を、令和2年4月5日(日)より提供開始。

 

・訃報、「社葬」のご案内、「お別れの会」のご案内、「偲ぶ会」のご案内の4テンプレートが用意されており、それぞれに対して「ご遺族版」「会社団体版」「交友関係者版」「社葬のご案内」「お別れの会(偲ぶ会)のご案内」など様々な内容に沿った定型文があらかじめ準備されている。

 

・LINE・Facebook・メールで関係者に一斉送信できるほか、左記SNS等で繋がっていないい場合はURLやQRコードで個別に連絡することも可能。登録された内容は、TAYORI事務局で「受付日365日、受付時間9:00~21:00」の体制で事実確認を実施する。

LoveTechポイント

訃報を出す経験は人生で何度もあることではないので、「慣れる」ものではありません。だからこそ、形式に沿ったテンプレートシステムの存在は非常にありがたいと言えます。

「訃報 出し方」等でWeb検索して個別に対応する手間を省き、必要な人に大事な報せを早く正確に伝達する仕組みを無料で提供している点が、LoveTechだと感じます。

編集部コメント

故人がなくなった際に出される「訃報(ふほう)」。

 

今みたいに情報通信機器が発達していない時代においては回覧板や新聞の「おくやみ欄」を通して伝えられ、その後電報での伝達が主流となり、電話線が開通してからは電話やFAXが主流になっていった。有名人などは、テレビを通じて伝えられることもある。

 

一方、ネットが普及した現在においては固定電話や家庭用FAXが減少傾向にあり、いざ故人がなくなってから、どのように訃報を出すべきか悩むケースも多くなっている。

 

そんな背景から、スマホやPCで簡単に訃報が作成でき、そのままメールやSNSで訃報が送れるWeb訃報サービス『TAYORI』が、4月5日より提供開始された。

 

ログインすると、以下のように非常にシンプルなメニュー画面が表示される。

 

「訃報を作成する」から進むと、以下4種類のテンプレートが用意。

  1. 訃報
  2. 「社葬」のご案内
  3. 「お別れの会」のご案内
  4. 「偲ぶ会」のご案内

 

それぞれに対して「ご遺族版」「会社団体版」「交友関係者版」「社葬のご案内」「お別れの会(偲ぶ会)のご案内」など様々な内容に沿った定型文があらかじめ準備されている。

 

また例えば「ご遺族版」では、細かく「一般葬の場合」「家族葬の場合」「事後報告の場合」という形で、細かいプリインストールデータが設定されているので、初めて訃報を出す人でも悩むことなく文章を書き進めることができる。

 

さらに、LINE・Facebook・メールで関係者に一斉送信できるほか、左記SNS等で繋がっていないい場合はURLやQRコードで個別に連絡することも可能となっている。

 

「悪意を持って、ありもしない訃報を打ちやすくなってしまうのでは?」

 

そんな心配に対応する形で、TAYORI事務局では「受付日365日、受付時間9:00~21:00」の体制で登録された訃報の事実確認を実施する。入力された日時や斎場名の情報を元に、独自に確認していくということだ。また、閲覧パスワードの設定も可能なので、安全安心への配慮が施されている。

 

遺族はもちろん、勤務先の会社や各種協会や組合、青年会議所、ロータリークラブ、ボランティア団体、市民活動団体、自治会、町内会、PTA、父母会、クラブやサークルなどの趣味の会、OB会や同窓会、県人会や異業種交流会など、様々な組織・団体の総務担当者や事務局の人にも助かるサービスと言えるだろう。

 

TAYORIの利用費は無料。

 

大切な方の大事な報せを早く正確に伝達する手段として、今後はTAYORIが訃報のデファクトスタンダードになっていくかもしれない。

 

以下、リリース内容となります。

LoveTechMedia編集部

「”愛”に寄りテクノロジー」という切り口で、社会課題を中心に、人々をエンパワメントするようなサービスやプロダクトを発信しています。

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