記事の要点
・LED事業を展開するLM TOKYO株式会社が、2020年5月25日より、顔認証技術を駆使した高速体温測定システム「AI 検温モニタ KAOIRO-カオイロ-」を開発・発売開始。
・マスクを着用したまま遠隔で検温と顔認証ができるので、誰の体温が高いのかを非接触で瞬時に把握することができ、即時に音声またはブザーで警告し、入室・入場を制御することが可能。また、IDカードや指紋認証といった既存システムと連携し、出席管理や勤務管理などにも拡張して利用することも可能。
・価格は、月額20,000円のサブスク利用か、250,000円での購入か、いずれかを選択することができる。リリース直後の期間限定キャンペーンでは、先着1,000台限定で、料金割引が適用される(サブスク利用:18,000円 / 月、購入:220,000円)。
LoveTechポイント
こういうソリューションにこそ、画像解析技術の強みが特に発揮されると感じます。
ウィズコロナ時代に適応する形で非接触検温を実現し、また他システムとの連携という拡張性を持たせている点が、LoveTechだと感じます。
編集部コメント
LED事業を展開するLM TOKYO株式会社が、2020年5月25日より、顔認証技術を駆使した高速体温測定システム「AI 検温モニタ KAOIRO-カオイロ-」を開発・発売開始した。
カオイロは、マスクを着用したまま検温と顔認証ができるデバイス。
カメラを通じて、誰の体温が高いのかを非接触で瞬時に把握することができ、IDカードや指紋認証といった既存システムと連携し、出席管理や勤務管理などにも拡張して利用することが可能だ。
また検温カメラ搭載のデバイスとスタンドがセットになっており、学校や施設の入り口に設置するだけで利用できるよう設計。
温度測定範囲が10~42°C、誤差は ±0.2°C という精密な温度測定精度を実現しているので、非接触体温測定で異常温度を検知した場合に、即時に音声またはブザーで警告し、入室・入場を制御することが可能となっている。
価格は、月額20,000円のサブスク利用か、250,000円での購入か、いずれかを選択することができる(いずれも税抜)。
なお、現在はリリース直後の期間限定キャンペーンとして、先着1,000台限定で、以下の料金割引が適用されるという。
<サブスク>
通常 20,000円 / 月→ 特別価格 18,000円 / 月<購入>
通常 250,000円→ 特別価格 220,000円
具体的な製品仕様は以下の通り。
- 8インチ IPS 高視野角液晶ディスプレイ
- マスクを着用したままで正確な顔認識を実現、3万人のデータベースをサポート
- 産業用グレードのワイドダイナミックカメラ、夜間赤外線LEDデュアルフォトフラッドランプを採用
- 高パフォーマンスのプロセッサを搭載: Rockchip RK3288(オプション:Rockchip RK3399 、Qualcomm MSM8953)
- 体温検出表示、体温異常の場合は自動警報をサポート
- 勤怠管理と温度測定データは、リアルタイムでエクスポート可能
- ID カード、指紋認証、IC カード、2 次元バーコードなど、さまざまな周辺機器の拡張をサポート
- オプションとして、初期設定(温度や音声、顔写真登録などの設定)とオンサイトサポート(エリアによる)を、2,000円 / 月(税抜)で付帯可能
ウィズコロナ時代におけるオフライン空間の「安全性」を担保するツールとして、非接触検温ソリューションを探している方は、他システムとの連携を前提に設計されたKAOIROを検討してみてはいかがでしょう。
以下、リリース内容となります。