ニューノーマルな「弔い」を実現。バーチャル墓参りアプリ「セレモビ」がリリース

家族/仕事

記事の要点

・株式会社ジャムコムが、低価格で墓参り代行を頼める、バーチャル墓参りアプリ「セレモビ」をリリース。

 

・コンセプトは「どこでもお参り、いつでもお祈り」。ユーザーは、大切なひとのお墓をスマホ上で検索し、お墓の前で流すボイスメッセージを録音し、供花したいタイプの花束を選択することで、1回3,000円~でバーチャル墓参りをすることができる。

 

・リリース直後は、セレモビに墓の位置情報を登録できるのは神奈川県下の市営霊園内の墓のみだが、登録してお参りすることができる霊園は随時追加していく予定。

LoveTechポイント

墓参りという習慣は、なにも暮石のある現地へと赴かないとできないものではなく、本来的には場所を問わない、無形人脈と自身との対話であると言えるでしょう。

墓参りのあり方を一段階アップデートし、より身近なものへと変えようとしている点が、LoveTechだと感じます。

編集部コメント

神奈川県横浜市のベンチャー・株式会社ジャムコムが、バーチャル墓参りアプリ「セレモビ」をリリースした。

 

コンセプトは「どこでもお参り、いつでもお祈り」。

 

現在のコロナ禍において、世の中では「墓参り代行」のニーズが顕在化しており、高額の費用をかけて家族墓をしまって自宅近くに改葬をする人が増えている。このように、ハード面(お墓そのもの)への対応ケースが増えてはいるものの、“供養”というソフト面に費用をかけたいというニーズに対しては、なかなか難しいのが実情となっている。

 

そもそも、一般に墓参り代行は清掃業務の一環として行われているため、墓参り代行だけを手頃な費用で引き受ける業者はないのだ。

 

このような背景の中、小さなお葬式に見合った費用で、僧侶の心のこもった祈祷を受けられる仕組みが求められている状況から、故人の遺志や供養を第一に叶えることができる新しい弔いのカタチを提案したい、との思いでリリースされたのが、「セレモビ」というわけだ。

 

セレモ二では、現在地とお墓までの地図を表示する機能があり、お墓にいったことがない人でも、道に迷うことなく、墓参りをすることができる。サービス導入に同意した墓地・霊園であれば、故人と墓石の登録(3親等以内の家族もしくは本人(生前登録)限定)をすることで、名前でお墓の場所を検索できるというのだ。

 

ユーザーは、大切なひとのお墓をスマホ上で検索し、お墓の前で流すボイスメッセージを録音し、供花したいタイプの花束を選択しておしまい。

 

1回3,000円(税別)という気軽な料金で、バーチャルお墓参りを行うことが可能となる。

 

ちなみに、バーチャル墓参りの他にも、家族に代わり墓の掃除を1回7,000円(税別)で引き受けてくれるオプションもある。ユーザーはスマホから簡単に依頼でき、 指定日に現地スタッフが清掃を行って、事前/事後の写真を送付してくれる流れだ。

 

現在(2021/2/18時点)、セレモビに墓の位置情報を登録できるのは、以下の神奈川県下の市営霊園内の墓のみだが、登録してお参りすることができる霊園は随時追加していくという。

 

  • 川崎市営緑ヶ丘霊園
  • 川崎市営早野聖地公園
  • 横浜市営日野公園墓地
  • 横浜市営久保山墓地
  • 横浜市営三ッ沢墓地
  • 藤沢市営大庭台墓園​​​​
  • 横須賀市営公園墓地
  • 藤沢市営西富墓地

 

少子高齢化、実家離れが進んだ現代において、遠方のため墓参りに行きにくかったり、維持が難しい、など課題を抱えている方も多いのではないだろうか。

 

新型コロナウイルスの終息も目途が立たない中、ご先祖をはじめとする無形人脈への「弔い」習慣をニューノーマルな形で維持・実践したいという方は、ぜひ「セレモビ」を試してみてはいかがでしょう。

 

LoveTechMedia編集部

「”愛”に寄りテクノロジー」という切り口で、社会課題を中心に、人々をエンパワメントするようなサービスやプロダクトを発信しています。

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