記事の要点
・規格型平屋注文住宅「IKI」を展開するCasa roboticsが、IKIのオプションとして、新たな個室スペース「HANARE(ハナレ)書斎版」の販売を開始。
・価格は施工費込の150万円(税込)。別途見積もりで簡易トイレの設置も可能。4月17日より栃木県真岡市のモデルハウスにて公開を開始。
・建物全体の大きさが横3.64メートル奥行き1.82メートルで、室内空間は約2畳。国産材を利用したベタ基礎仕様となっており、施工も社員職人による通常の室内の仕上げを採用。
LoveTechポイント
自宅ではない場所でテレワークしたいけど、別の空間まで行くのは面倒だし、空間内で他人との接触リスクもあって憚れる。そんな悩みを抱えている方も多いはず。
出材のよび機能性の観点でテレワーク時代にフィットした離れを設計している点が、LoveTechだと感じます。
編集部コメント
ケイアイスター不動産株式会社のグループ会社・Casa robotics株式会社が、規格型平屋注文住宅「IKI」のオプションとして、新たな個室スペース「HANARE(ハナレ)書斎版」の販売を開始した。
「IKI」とは、江戸時代に生まれた日本の生活美意識「粋」をコンセプトにすえる平家ブランド。「シンプルでコンパクトな暮らし」をデザインの基軸にしておりスマートロックやスマートシーリングなどIoTベースの仕組みを搭載。
一般的に高額なイメージのある平屋を、シンプル+スマート+効率的+低コストにより無駄を省き、17坪(約57.9㎡)599万円(税込)と、手の届きやすい価格帯となっている。(月々の住宅ローン返済額も1万円台から設定可能とのこと)
IKIでは、すべてのプランに16帖以上のゆとりあるリビングがあり、子どもの勉強やリモートワークにも役立つスタディーカウンターが標準設置されている。
一方で、いざ仕事をするとなると、やはり静かな個室での実施が望まれるものだ。
国土交通省「令和2年度テレワーク人口実態調査」によると、テレワークの実施場所としては自宅が全体の90.3%と最も高く、だからこそ、ワークスペースとして最適化された空間へのニーズが、ますます高まっている状況と言える。
そんな背景から発表された「HANARE 書斎版」は、建物全体の大きさが横3.64メートル奥行き1.82メートルで、室内空間は約2畳。秘密基地のような空間となっている。
こちらは、既存のIKIブランドとの統一感を前提に設計されており、設置したとしても継ぎ接ぎ感はない。また、コロナ禍における接触頻度を削減する宅配ボックスも搭載しており、週末は軒先にサイドタープを設置することでアウトドアを楽しむこともできるという。
さらにIKIの建物同様、ベタ基礎仕様(※)となっており、施工も社員職人による通常の室内の仕上げを採用。
※ベタ基礎仕様:床面と立ち上がり部分が一体となる強固な基礎工法。耐震性に優れ、湿気が建物に伝わりにくく、シロアリ被害を防ぎやすい
使用する木材も国産材を利用しており、外国産材と比べて輸送による炭素の排出量が少なく脱炭素に有利(※1)とされているので、国内の森林保全につながることとあわせて(※2)注目を集めているという。
※1.一般社団法人ウッドマイルズフォーラム調べ「木材の輸送過程の二酸化炭素排出量」
※2.一般社団法人日本木造分譲住宅協会ホームページより
「HANARE 書斎版」の販売価格は、施工費込みで税込150万円(設備付帯工事費別途)。別途見積もりで簡易トイレの設置も可能となっており、4月17日からは栃木県真岡市のモデルハウス(ひら家がミレルン!真岡展示場)で見学も可能だ。
<ひら家がミレルン!真岡展示場>
所在地:栃木県真岡市熊倉町4900-16
フリーアクセス:0120-555-504
営業時間:AM10:00~PM7:00
自宅だと何かと集中が途切れる要素が散らばっているからこそ、離れのような空間がテレワーク時代には必要なのかもしれない。