記事の要点
・小田急小田原線等を運営する小田急電鉄株式会社が、1つのIDで小田急グループのサービスや提携企業のシェアリングサービスなど多彩なサービスを利用できる、地域密着型のサービスプラットフォーム『ONE(オーネ)』を発表。2019年12月にリリース予定。
・アイカサ、KIDSNA キズナシッター、シェアダイン、スクルーの4シェアリングサービスが、第一弾サービスとして提携予定。
・11月8日付で鉄道会社初のシェアリングエコノミー協会への加盟も発表。シェアリングとの相乗効果を発揮して、生活に役立つ情報とサービスを提供予定。
※2019.12.11 追記:『オーネ』サービスリリース記事を配信しました。
[clink url=”https://lovetech-media.com/interview/20191211odakyuone/”]LoveTechポイント
人々の生活に必須の鉄道会社だからこそ、地元力を発揮したプラットフォームは独自の威力を発揮する可能性があり、そこに積極的に投資する小田急電鉄の姿勢が、LoveTechだと感じます。
特に小田急線沿線ユーザーにとって、12月のリリースが楽しみですね。
編集部コメント
小田急小田原線等を運営する小田急電鉄株式会社が、地域密着型のサービスプラットフォーム『ONE(オーネ)』を発表した。
ONE(以下、オーネ)とは“Open Next Experience”の頭文字から取ったもの。
1つのIDで、小田急グループのサービスや提携企業のシェアリングサービスなど多彩なサービスを利用できるというものだ。
具体的には、専用Webサイトを12月にオープン予定で、サイト内にて付与される共通IDを活用することで、多彩なサービスを“ワンストップ”で利用することができるという。
また、沿線の暮らしが楽しく快適になるような特典についても、会員に提供予定だという。
第一弾として提携されたシェアリングサービス事業群は、以下の通り。
【日本初でNo.1の傘シェアリングサービス】
・アイカサ(株式会社Nature Innovation Group)
(本社:東京都渋谷区 代表取締役:丸川 照司)
【業界初!保育士・幼稚園教諭・看護師100%安心安全ベビーシッター】
・KIDSNA キズナシッター(株式会社ネクストビート)
(本社:東京都渋谷区 CEO:三原 誠司)
※LoveTech Media取材記事はこちら
[clink url=”https://lovetech-media.com/interview/kidsnasitter20190130/”]
【出張シェフのサブスクサービス】
・シェアダイン(株式会社シェアダイン)
(本社:東京都港区 共同代表:飯田 陽狩、井出有希)
【こどもに体験を!】
・スクルー(株式会社スクルー)
(本社:東京都中野区 CEO:犬塚 亮)
見ておわかりの通り、子育て家庭に優しいシェアリング・サービスが多い印象だ。
積極的なMaaS戦略で有名な小田急電鉄だが、同社では子育て支援施設の拡充など、子育てしやすい生活環境の整備にも力を入れている。
自社でも従業員向け福利厚生として、妊活支援の『ファミワン』や、妊娠中・産後における悩みオンライン相談の『産婦人科オンライン』など、子育て家庭に優しいサービスを導入。
地域密着型の鉄道会社だからこそ、子育て親子への応援も積極的に行なっており、これまでも「小田急の子育て応援ナビ」を通じて、沿線の子育て情報を中心に発信を続けてきた。
オーネにおいても、この基本姿勢に変わりはないだろう。
また、第二弾、第三弾と魅力的なシェアリングサービス拡充を進めるために、11月8日付で鉄道会社初のシェアリングエコノミー協会への加盟も発表している。
シェアリングとの相乗効果を発揮して、生活に役立つ情報とサービスを享受できる。
小田急線沿線ユーザーにとっては、なんとも有難い内容と言えるだろう。
「日々、小田急線を使っている!」という方は、12月リリース予定のオーネを要チェックだ。
以下、リリース内容となります。